私談・呂氏の乱
451
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 13:47:23 ID:7bb975fd
遺言を偽造とかこの前も後も横行するんだよなあ
452
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 13:53:04 ID:a18d189f
遺言は本人が死んでるから裏取り出来ないが生きてるうちに勅令偽造は本人居るから難易度違うよ
遺言なら上杉謙信の後継者争いもかなり怪しい
453
名前：普通のやる夫さん[] 投稿日：2018/06/27(Wed) 13:56:32 ID:ba3b8063
大河ドラマ真田丸での秀吉の遺言は酷かった
454
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 17:02:46 ID:077d8083
外戚なのを生かして先に功臣と斉王誅殺の詔でも出せばいいのに、宮廷闘争は本当に「先ずんば人を制す」だな
455
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 19:23:46 ID:4b19239f
勅令偽造・現役の皇帝や皇族を本当か胡散臭い理由くっつけて実質謀殺、と作ったらヤバい前例作りまくってるのに、よく漢王朝は崩壊しなかったもんだ
456
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 19:27:46 ID:d85df8c9
ぶっちゃけ名前が続いてるだけで崩壊のあとの作り直しというかそもそも崩壊するほどのもんがたってなかったというか
457
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 19:30:18 ID:ecbd71e6
前漢の終焉はなんか信じられん流れで崩壊してた
小説十八史略でしか知らないけど
458
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/27(Wed) 19:45:40 ID:fca7c50e
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|i:i:i|'Ｙ⌒＼ ／⌒Ｙ'|i:i:i|
|i:i:i|｜ ｜ ｜ ｜|i:i:i|＿ ・なお百年後、またもや皇帝廃立が起きる様子
〔|i:i:i| |i:i:i|匸|
|i:i:i| （_人_） |i:i:i|==|
|i:i:i| |i:i:i| | ・史書を額面どおりに読めば
|i:i:i| |i:i:i|==| 「昌邑王の素行が悪すぎるから残当」になるが
|i:i:i| |i:i:i| |
|i:i:i|＼ /⌒⌒} {＼
|i:i:i|⌒＼＿＿＿＿| } / } ・これも霍光VS昌邑王側近らの
. ／|i:i:i|＼＿_[＿＿]＿∨ ｛ ﾉ〉 政権争いが根本っぽいわな
( ￣ └┐ ┌┘} /
＼_У └‐ウ | ＼＿＿_／
. | [＿_| ｜ ・さすがに霍光は偽勅まではやらかさなかったが
. | |
. ＿|￣￣￣￣￣￣￣￣￣|＿
. (＿＿／ | ＼＿＿)
. └―┬─┬―┬─┬―┘
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〔＿__〕 〔_＿_〕
459
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 19:52:35 ID:17b8302b
そこから引いてきたのが宣帝ってのが
よっぽど他の系統に帝位を流したくなかったんだろうなあ
460
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 20:04:04 ID:5efd5a68
遺言の偽造ってどうやって認定するんだろうな
他に聞いてる人がいないから偽造できるんだろうけど
逆に言えばそれが偽造かどうかなんて立ち会ってない人にはわからないわけで
461
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 20:05:01 ID:077d8083
衛青の家系が実は生きていましただもん、少帝は劉氏じゃないと逆に都合よすぎ、武帝の過ちで滅んだ皇太子の家系が再興されましたって
462
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 20:08:33 ID:f472789f
混乱の後始末を担当する次期皇帝に
文帝を選んだのが結果的にベストチョイスだったのかも
463
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 20:10:57 ID:077d8083
>>462
周勃に対して意地悪しすぎだろと楚漢読んでいた時は勝手に思ったけど、呂氏読んだら族滅されなくてラッキーだなとまた勝手に思う
464
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 20:25:15 ID:1a833732
中国史初の偽勅って、趙高の始皇帝の奴が最初かな？
趙高以来の逆臣ってわけだ
465
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 20:27:41 ID:077d8083
偽の王や公の命令とかはなかったのけ？
466
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 20:32:54 ID:6258a0c7
戦国魏の信陵君が勅命と偽って将軍殺して割符奪って軍乗っ取って趙へ救援という
今回の周勃たちに先んじてやらかしてるぞｗ
その後十年は祖国魏に帰れなかったというがそりゃ当然だろお前
467
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 20:37:29 ID:077d8083
美談になっているようで実は戦国四君って君主を脅かしかねん存在という位置づけでんな
468
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 21:05:26 ID:44397678
>>467
一臣下が君主よりも有能で名声あったらどうなるか、という教訓を示す4人だわな
469
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 21:11:09 ID:1a833732
>>466
そうか信陵君がいたな、㌧
いい例悪い例この時点ですでに出揃ってたんだな
470
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/27(Wed) 21:16:56 ID:fca7c50e
＿＿ ＿ -= ￣￣￣￣￣ ＼＿_ ＿＿
／ 厂／ ＼ ＼ ┐ ＼
, 厂／ ⌒ 、 ⌒ ＼ ヽ┐ l
| ￣ /／＾|／ ＼___／＾＼_| 斗 |ヽ =-
フ＿_ ," , ￣｀ヽ , ￣ ｀ヽ | .|├―
/ ' .' | .|｜
, ｜ ん＿_ハ ん＿＿ハ | .|＼ ・宣帝の血筋について
| ｜ .|i:i:i:i:i:i:i:i:| .|i:i:i:i:i:i:i:i:i:| ｜ , ｜ 本当に劉氏なのか
| ｜ ﾝゝ-人ﾉ ﾝ＾ー 人ﾉ ｜ / / 疑う説が時々、出てるが
| .」 （＿人＿） | 一
| .| .- 、 -- 、 | /
.从 入 ヽ V ´_.ｭ一 -V / 、 ・武帝が生きているうちに
＼ ｜/Vー〈 ﾖ一l:::::::::| , 、 「あいつは俺の孫」とはっきり認めてるんで
ー , V::::| ー…一ｆ--/:::::／ｆ 俺はちゃんと劉氏だったと思ってる
｜ ｰふ三三三|./::／ ﾉ | |
｜ / ￣￣￣不 一 | |
｜ ' / 八＼ | |
从 ./一 ー . Ｌ￣Ｅ
471
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 21:25:11 ID:6258a0c7
ぶっちゃけ血筋ってのはよほどしっかりした記録でもなければ
親や権力者が認めるかどうか、だからなあ
そのあたり考えると明の弘治帝はよく承認されたな
472
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 22:15:45 ID:077d8083
南宋にも北宋時代の七代後とかすっごい血統が怪しい皇帝がいたような
473
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 22:37:09 ID:077d8083
ってググったら南宋の二代目から遠縁である北宋の太祖の六世孫が即位している
南宋は北宋とは別に血統であるという決意表明のために、わざわざ太宗じゃなくて兄の太祖の血統にしたのやら？
474
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 22:41:55 ID:a8250ae9
単純に他の血縁者がいなかったのと
あと養子としてひきとって即位させるのに、
「本来なら即位できないほど遠い血縁者を
あえて即位させて恩を着せる」というのもある
475
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 22:43:50 ID:1a833732
光武帝が前漢皇帝の六世孫じゃなかったっけ？
前例があるからギリ許される範囲ではあるんだろうけど、問題はそれより血の濃い連中がどうなったか、だな
476
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 22:45:22 ID:fdad7842
＞南宋にも北宋時代の七代後とかすっごい血統が怪しい皇帝がいたような
北方謙三の中国史をまねたフィクションの悪影響だと思うのですが、
南宋の二代皇帝孝宗のことでしょうか？
宋史をお読みになればわかると思いますが、
帝孝は実父から趙匡胤の子の秦王趙徳芳までの系譜や、
皇族として官舎で生まれたことが明記されていますよ？
宋史 卷三十三 本紀第三十三 孝宗一
ttps://zh.wikisource.org/wiki/%E5%AE%8B%E5%8F%B2/%E5%8D%B7033
477
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 22:48:59 ID:fdad7842
＞南宋は北宋とは別に血統であるという決意表明のために、
＞わざわざ太宗じゃなくて兄の太祖の血統にしたのやら？
南宋成立の経緯として、北宋が滅亡した際の靖康の変にて、
「金軍は二帝および太妃・太子・宗室の三千人を北に連れ去った」
と史書にありますので、北宋太宗の家系は根こそぎ連行されたのではないでしょうか？
478
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 22:51:12 ID:aaff8f53
宣帝はやる夫スレ向きだと思わなくもない
人生が劇的すぎる
479
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 22:52:35 ID:a8250ae9
>>477
わけあって京師の外にでていたのちの高宗以外はほとんど捕虜になったからねえ
おかげで血縁者探しに苦労したり、皇族を騙る輩がでてきたり
480
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 23:02:15 ID:fdad7842
>>479
日本ではほとんど知られていませんが、
高宗が養子にした皇族は孝宗だけでなく、
信王趙伯玖という人物がいます
ttps://zh.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%B5%E7%92%A9
この人も孝宗と同じく秦王趙徳芳の子孫ですので、
太祖系でも何らかの優先順位があったのかもしれませんね
481
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/27(Wed) 23:19:08 ID:fdad7842
ただまあ、よくよく調べると、
太宗系の皇族でも太宗の第五子趙元傑の
子孫である趙士従らが南宋成立後の
建炎、紹興年間に地方の官職もって
戦ったような記録もありますので、
なぜ彼らが太祖系の子孫より優先されなかったのかは
どういう理由があったのか、謎なのかもしれません
宋史 卷二百四十五 列傳第四 宗室二
ttps://zh.wikisource.org/wiki/%E5%AE%8B%E5%8F%B2/%E5%8D%B7245
482
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/28(Thu) 00:29:26 ID:7bd5103b
その手の話だと我が国の継体天皇を思い出す
483
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/28(Thu) 01:06:29 ID:c144828a
三国志から劉勝調べたらこいつ子供作りすぎだろってドン引きした記憶が
484
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/28(Thu) 10:39:09 ID:eda48b0c
>>476
理宗ですな、この人の場合は「遠縁だけど宰相の野望で即位させられた」って書いてあった
485
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/29(Fri) 09:20:18 ID:952313ec
外的要因で勝ち方にこだわり始めるとろくな事にはならないよな、と何となく陳余に同情したワールドカップ漬けの日々
486
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:14:11 ID:2dadd62e
投下します。
487
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:14:54 ID:2dadd62e
～～代国～～
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名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:15:37 ID:2dadd62e
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/ 彳: : :/ Ｔ ナー匕 Ｖﾄ､_レ:┌―――――――┐
! ＜:イ: :/ r ⌒` '⌒V: | | 中央の大臣たちから
| |: :| ヽ ﾋﾘ ﾋ} 〉.| お手紙 .| 連絡が来たんだよ
', |: :! ` ｰ , ｰ‐ ! | |
! !: ', !: r―-､ r―ﾍ
! |>:ﾍ u ／￣ ｱ’ 人/ 二ﾆ> (二 } …………えーーーーっ！？
／ |rﾍ:.ヽ ､ こ＿ ﾉ ,∠.: :/ つ (二.,} 私を次の皇帝にしたい！？
| /￣ヽ: ＼` ｰr＜ >' ノ |
|/ ,/ ＼:.ヽ＿_/ヽ／ ＼___/ |
／ ／ ＼ﾍ ｰｉイ:::::::::::::::::＼ |
／ ／ | V}V ＼:::::::::::::::::::＼＿＿＿＿＿__|
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ﾒ、ﾚ' /: :./ /: /: : / ＼___ ／ |:::::|::| ＼
【 劉恒 】
489
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:16:50 ID:2dadd62e
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o ヽ ⊂⊃||=| ＼ ＼ みんなの意見を聞きたいんだよ
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|/ へ |＼ ､
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l´,====ニミ 、: : : : : :,／／: ::ヽ |',
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|/l/l/: : :l!_乂=-ヽ ヽ.=で_vｿﾉ|: : ::| i|: ＼: : :l ＼: : :＼
_／ l／ﾉ: : :ﾊヾ弋,ﾉ ￣ l/l: :|/: :i 、＼::ヽ ＼: : :＼
/ / ／／ト: :ﾍ i .l : ||: : :|ヾ: : ＼＼ ＼: : : 危険すぎます！
l / .／／ l::|/: :|:∧ j ,!: ::||: : ::l ヽ: : :＼:l ＼:
|| /／ |:/: : :|: : ヽ _＿_ ／/: ::||: :ﾄ,l ヽ: : : ＼ ＼
|| / /: : : :,|: : : :: ＼ ￣ ／ /: : : |: : l＼ 、 ＼: : ::＼
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/ / ./: :/: :/ /: : / .|: : : : | /: : : : : ||: : :| ＼＼ ＼: : ::＼
ノ ／::ィ/: / /:l: :/／￣＞-} ./:ｨ: :/-|: ト、:ﾍ ＼＼ l: :ト、:
／:／ /: ,r' ￣|::lハ ∧-= 、 _l/ l /- 'l: l' ｀ー 、 ＼＼|: :| ＼
／: :/ ./:/ | /:/ , ＼ ＼＿＿ , / |l-='/|:| /＼ ヽﾉ: : l
【 代の郎中令 張武 】
490
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:20:45 ID:2dadd62e
ｰ=＝ｧ::::::::／:::::::::}ヾ::::::ヽ:::::::::::::::::＼:::::::::ヽ::ヽ＼ ､＼__｣ |
. /:::::;:ｲ::::::::::::/{::::::ゞ､:::＼:::::::::::::::::ヽ::::::: V:::Ｖﾍ. ｀ﾏ /、
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/:/ .:::::/|::::::{ l:l V::::::::'.,V::| |:l ヾゝ､::::ⅴ::::} :::: }:｝ !:::ヽ:::: 大臣らは兵法に習熟し
ﾚ′ l::::/ .::::: ｀≧z ､＼::::::ヽ::|_ｚｒ≦´_ヽ:::::::::::::::::::}:| :|:::::ﾊ::: 詭謀が多く
|:/ |:::::代乂ツ冫 ＼:::',´ﾋ乂ツ ム :::::::::::::: }:| :|::::::∧ 常に異心を抱いている
l:| |:::::{ ｀¨´ ヽ{ ｀¨¨´ .:〉:::::ﾊ::::/|::V ∨:::::::
l:| |::::从、 j . :./:::::::ﾚ':/:::|::::V ∨:::::
ﾘ ､:::::Ｘ ヽ . : |:::::::::::/:::: |::::::V ∨::: 今までは高祖と呂后の威光を畏れて
〉 ::::::..、 . : ｨ :::::: / ::::: ﾄ､::::∨ :V:: 何もしてきませんでしたが……
/::::;ｲ |:::::... ￣_ ｀ :／ |:::::::/:::::::::::| ｌ:::::|{ :∨
/::::/ |:ⅱ:::::::...､ :／: . .:}:::::/ｌ::::::::::::| |:::::|.V
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/.::/／.:::::::::!::::::::|i:.:.:.::::::::::::::::.ヽ::::::::::::.ヽ::::::.＿＿＿
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＿＿ｰ=彡:::::::::::::::::i::|::::|::i::::.＼丶:::::::ﾄ､:::::::::::(::＼、:::::.＼
／＿＿ .イ::::ｉ:::::ｉ:::::::::::i::|: ﾊ从:::::::.`ー一 ｉ:::i:::::.＼::.ｰ::::::::::.＼.
／´ 乂:::::|:::::|::::i::::::i::|/＼ ∧:::l::::::}､::|／|/|i ::::::|::＼､ ＼:::::::.
／/ /.::::::::八八:::ｉ:::::{::{斗=ミ､|:::!:::::| 斗＝ミ|ｉ:/:::|ﾊﾘ:.＼.:.i＼::
.／ / ／/,:'⌒ヽ::::/:::狄::::{ヾ.弋::ﾘ｀|/|从|´弋::ﾘ 刈ｌｉ:::|::::::::::::::: | 今や呂氏を誅滅し
| / ,..::::/.′ V::://::.＼{ ｀¨´ ｀¨´ 川:::|::::::::::::::::.| 大臣同士で盟いあって
|: / ／.::::/.:{ }￣ ヽ::::.ヽY i /´|i:::|｀ヽ::::::::八 事を起こそうとしている！
|/ ／ _彡/.::::. ′｀ヽ ＼:从 r---ヘ ∧｀|i:::| ∧ :::::::.＼
／.:／ ./.:::::/} ,′ i}::::ｉ＼ ´￣｀ .ｲ ,/ ,|i:::| / )、::::::::::
/.:／ ./.:::r―i ′ .八::::.＼＞ - ＜ / ∧ｉ:::､/ / }=ﾐ::::: 劉恒様をお迎えしたいなど
/.::′ /.:_厶＝} { ｀ヽ ＼::::.ヽ ／／ ＼:.＼ ) 名目だけにすぎないでしょう！
./.:/ ／／/⌒｀ヽ :.. }:::::}､＼＿／／ ＼ ',::::.＼ ／
/.:/ ／／´｀ ヽ ､ }ﾉ ｉ:::::| ｰ--‐' / ヽ:::::::::.ヽ ,
./.:/ / /ノ i } ∨ Y´. |:::::|. ＼ / }:::::::::::}_ / 行ってはいけません！
/.:/ { 「 ､ | ﾑ-､／ ＼} ﾉ::::ﾉ, ヽ ／ ﾉ::::::::乂.′
,.:::{ ヽ| ｉ | ﾉ } ￣￣￣￣￣ ｀ヽ . :Y ／ ⌒)::／∨
i::::::. /.:::| | ､ ｀ヽ { ヽ ﾉ : : }／/ . : : : : : : : }_／
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491
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:23:27 ID:2dadd62e
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
続いて張武の意見に、中尉の宋昌が反論する。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＼ ＼
｀ " - ＿ ｀￣ ヽ
/: :/: : : : : : : : : : : : : . ､_ }
!: : : : :/:/: : : ﾐ:ヽ: : : : : : : !￣ヽ､ /
i!: :l: : /:/ﾒ/: : ヽ!:ヽ: : : : : : | -‐ ' (
|: : |: : :/ﾐ/ﾐ: : : : !l:ヽ : : |: : :|"ヽ - ､二 ＿｀ ‐ - ､_
|: : |: : :|/""｀ヾ'´"{~ヾ: : |､: :i! ﾒ ￣ ヽ､
|:.:r|: :-|､.__ {,,斗:.:|'ｲ､:i ￣ ~" ) /
i!: {'|: :.弋ﾔヾ､ ''"艾ﾌ:.:.|/: :.i! _ , ' -‐'´ いいや、俺は行くべきだと思うね
i!: : l: : :.|;;; ! ｀'ﾄ; |: |: :ﾊ , '" ／
/:!: :.|: :.､| l _ |: ヽ: :､ﾊ:＼ 斗'"´ ＿ -‐' ´
/:/|:|:.:|: : :iﾍ ､_＿__ ,ｨﾐ.ｲ|: : ヽ: ､:.／, ＜-‐― ､ 大臣らが劉恒様を害して
/: :/: |:/i:|: :ト､ ヽ. ／:::｀|ﾐｭ. _彡／::::::::.. .::::::ヽ 漢王朝を壟断しようとしても
/: 彡' |:| |:!: :i ＼::::｀´::::::l |: :!: : |ヾ :::::: :::::::::| できない理由がいくつもある
_,／.: /' |:|: :| , ﾍ.､::::::／'"~|: :|､: ヽ ::::::: ::::::::}
. ／.:::: / j'|: :i'´ | /-､"／l .j: :.| ＼｀ .:::. .::::{
' ヽ ヾ:| ､ ＼ﾐ_ | ｨ'| j:/ ＼:::.. :| .:/
､ |:: ＼ / N ヽ:::ヽ-|‐"i :::::::::/:::: / /
.∨ / ､ 〈〈 :::∧|､,､} ::::::／!::: :/ /|
∨ ＼ ＼. :::::∨:/....／.::::ﾊ ::/:. / |
〉:: /｀＞ ､:::::∨／ ..ﾊ .:: /.: |
〈 ､ ::. ＼ !::. ＞＜ ､ .:: ∨.:: ::: |
|::ヽ ::. /:. /( ) () } .::::ヽ :::: / |
【 宋昌 】
492
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:29:43 ID:2dadd62e
┏━━━━━━━━━━━━━───
┃
宋昌が挙げた理由は以下の通り。
┃
───━━━━━━━━━━━━━┛
┌─────────────────────────────────┐
│ │
│ ・秦末、楚漢の動乱時、天下を狙った者は万人いたが │
│ 天下を取れたのは劉氏だけで .│
│ その他の者はもはや天下を狙う望みを捨てた .....│
│ │
│ ・劉氏の地方王の領地は、犬の歯の如く噛み合っており .....│
│ これにより宗家の構成は盤石である ....│
│ │
│ ・漢は秦の苛政を除き、法を簡約にして民の生活を安定させたので ..│
│ 大臣たちが叛乱を起こそうと、民はついてこない │
│ │
│ ・周勃が軍営へ入り一呼しただけで、兵は左袒して呂氏を滅ぼした │
│ これは劉氏に対する天の授けである │
│ │
│ ・大臣らが謀叛したところで、仲間割れするに決まっている │
│ │
└─────────────────────────────────┘
493
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:31:20 ID:2dadd62e
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
なお張武はもちろん宋昌ですら、
「大臣たちを信じましょうよ」とは
微塵も言ってないのがなんともはや。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
, ' ⌒ヽ
( ∧ )
ヽ廴) ノ , ' ⌒ヽ
|／ ( ∧ )
＼＿zzzzzzzz＼ _ ,,...,, _ ヽ廴) ノ
／州州州州州州<- ..:.:´.;.:.:.:､:.:.:.:｀`く:.:＼ |／
. /州州州州州州州||ヽ ,..:.:.:.:イ.:.:.:.:.:.:.､:.:.:.:.:.’,:.:.’,
. / 州州Ⅷ Ⅷ∧||Ⅷ州|| /.:.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.:ﾄ､:.＼:.:.:.‘,:.:.|
/ |∧Ⅷ Ⅷ ∨ Ⅷ|ﾘ .′:.:.:{:.:∧.:.:.:.:| _＼:.}:.:.:.:.}.:.|
| Ⅷ| ⌒. l ⌒ Ⅷ/ |.:.:|:.:.:Ⅳ_｣＼:.:｢ __'､:.:ト.:.:.|
i ',∧u ＿ u /ノ |.:.:|:.:.:{ -‐= ヽ ´￣､､.:|ﾉ:.:.{
＿ゝ、',::ﾉ.／＿_ ､:{､::.:.､､ ' Ⅵ.:.:. |
|─┘..-´＝＝７ ＼〉 r::.､ u ｲ.:.:.:.:八
}.///l.｀|´|///八 ｀ ..,,__ ／| |.:.イ
_x＜./////ﾄ⊥ｨ/////＞::... -j{｢ ｢ﾉ 》〉ｰ- ､
|.//////////||//////////{{ ／ j{{∨ﾊ､ // j{ へ 、
【 陳平 】 【 周勃 】
494
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:34:04 ID:2dadd62e
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
家臣らの意見を聞いた劉恒は、
母である薄氏に相談し、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿
'"´ : : : : : : : : ｀丶
／: : : : : : : : : : : : : : : : :＼
/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
/: : : : : : : : : : :ヽ: : : : 丶: : : : : : '.
,': : : : : : : : : : : : :ﾊ: : : : :.i: : : : : : : i
|: : |: : : |: : :| :l: : :|│ : : : |: : : : : : : |
| l: |:l: :｣L: ┴'ー┴|: : : : :|: : : : : : : |
|_L Tﾆヽ '´戈乏: : : : :|: : : : : : : | 私も宋昌に賛成
| ∧^乏 ´|: : : : :l: : : : : : : |
|: l : . ; |: : : : :l: : : : : : : |
|: l 八 __ |: : : : :|: : : : : : : | 巡ってきたチャンスは掴まないと
|: l: : : 丶、 /:/|: : : !: : : : : : : | 一生、日陰者で終わる（実体験）
|: l : : : : :ｉ : :ー/:厶|: : : |: : : : : : :│
|: l : : : : :|: : : /:/ !: : : !: : : : : : :.:|
|: l : : : : :|; : /:/／│: : :|: : : : : : : :|
|: l : : : : :|:∨/´ |: : :│: : : : : : │
|: l : : : : :|:// |: : :│: : : : : : : !
|: l : : : : :ﾚ' |: : :│: : : : : : : |
|: l : : : :/ │: : :|: : : : : : : : !
|: l : : :/ ⌒＼ |: : :│: : : : : : : :|
|: l : : l/ ＼ |: : :│ : : : : : : : |
【 薄氏 】
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
ここでも皇帝即位を勧められたものの、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
495
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:37:24 ID:2dadd62e
┏━━━━━━━━━━━━───
┃
なお逡巡し、占い師にも頼った。
┃
───━━━━━━━━━━━━┛
,...::´::::::::::::::::::::::::｀丶
／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
,.::::::::::::::::::::::＼::::::::::::::::::＼:::::∨
. /:::::::/::::::::::::::::::::ヽ:::::::::::::::::::ヽ::::.,
,::::::::/::::::::::::::::::::::::∧::::∨::::::::::∨:,
{::::::::{:_:_:_:_:_:_､丶` V::∧::::::::::::V::,
∨:::∧ ､丶`V::::::＼::::::::V::, では亀甲を焼きまして
∨:::∧_二￣ -─- |::::::::::::＼::::'/::, 劉恒様の未来を占いましょう
. ∨:|∧⌒ ＿,|:::::::::::::::::`ー=ミ
|::|::∧≠ ￣ |::::|:::::::::::::::::::::::::＼
|::|::::∧ , .|::::{:::::::::::::::::::::::::::::／￣:::＼ ……卦は「大横」と出ました
乂Ｙ:::个s｡` -‐ |::::乂:_:_:_:_:_:_:_.イ:::::::::::::::::::::.
/|::::::|:::::::≧s｡.,,イ人:::::::::::::::::::／ |::::::::::::::::::::::::.
,::::|::::::|:::::/ ≧=≦⌒＼:::／ ,|::::::::::::::::::::::::::.
. |:::::￣￣/ /::|::::::::::::::::::::::::::|
. |:::::::::::::::入 ／::::ﾉ::::::::::::::::::::::::::|
.... |:::::::::::::::}:::::`ヽ､ _／＼_,.｡o≦::0::::::::{::::::x≠≠ミ:::::|
{:::::::::::::::}::::::::::::::::}: : : : :{::::::::::::::0::::::::＼|:::::::::::::::::∨
＼::::::::: l:::::::::::::::::Y: : : ﾉ:::::::::::::0:::::::::::::::|:::::::::::::::::∧
/:Y＝:{::::::::::::_:_:_}: : : {::::::::::::::::0:::: : :::::|:::::::::::::::::|::∧
/::/|::::从￣r「|ｭ─--ミ｀`ー--0-‐…'''|:::::::::::::::::|::::∧
/::/:|:::::::r＜￣0￣￣ ｀0-＜⌒ヽ:::::::|:_:_::::::::: :l::::::::ﾊ
/::/:_}／7｀ヽ､｀0￣￣ 0 ヽ 「￣::::::＼::::::l:::::::::::|
{:::/ /:::::/{匕二0＜￣￣ 0 } }::::::::::::::::::::::从::::: :|
V {::::::{∧「 0ー`ー‐‐‐ο ＜ ノ::::::::::::::::::::::/::::∨:/
＼::＼ ≧≦⌒ ∧: ∧::::::::::::::￣≧s｡.,:::::::::／::::::::∨
≧≦ /:::∨:∧::::::::::::::::::::::::::::::￣::::::::::::::::::∨
【 占い師 】
496
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:41:18 ID:2dadd62e
＿＿＿＿
,｡o≦二二二二二二≧x
广＜ﾆ＞'"￣ ￣｀`'＜ニニ＼
{ニア ｀'マﾆﾆム
{ﾆ/ ＿＿＿ Уﾆム
ハ{ ／-‐‐- ＿｀ヽ､ /ニニ;ﾑ
/ﾆ∨ __ ￣＼＼/ニ二三ﾑ
ﾊﾆ小 ´ ‐‐､ {ﾆ二三三ﾊ
{ﾆﾆﾉｺ x'≠ミx ＿ jﾆ二三三ﾘ さらに占い文には
ﾊﾆﾊﾆ ＾^'ミx {ﾆ二三三7 「大横庚庚、余為天王、夏啓以光」、とも
,ｲﾆ/三{l l j{三三三;;7
/ﾆﾆ{三三, ,l三三三〈
/ニﾆj三三ﾑ ゝ￣> / {ﾆ二三三l
ﾊニア三三,沁､ ｀こ ／／{ﾆ二三三}
}ﾆア三三７三Y＼ ｡o个r'ﾞﾆﾆlﾆﾆ二三ﾘ
ﾉ／ﾆ二三ﾊ三i{ ｀==≦ ー〈ﾊﾆﾆ∧ﾆ二三〈
／ﾆ二三三7三三} イ∧ﾆﾆ∧ﾆ二三,
,.イニ二三三７三＞''〈 ／ 乂∧ﾆﾆ∧二三∧
/ﾆ＞＜￣ { ＼ ノ￣｀'マﾆﾍﾆﾆ二∧
/／:::::::::〉 ＼ ｀¨¨,.ィ⌒〉〉 ／ ｀' ＜三三ﾊ
〃:::::::::/::＼＿ ￣′＞／／//ー'" メミ三
| V ＿＿＿＿__＿ _＿_ | ｜
| ! イ |! | | ｜ ! ﾄ､ ､ _ヽ__￣＼_|__
｜ !/,／ ｜ |= ! ≠= ! ､| イトﾄ¨ヽ`, ヽヽr'´
｜ V iイ| ∧十ﾄﾐ 从 jzﾆヽﾊ ! ﾄ､| ﾜﾚ
｜ イ | | | ﾊｨ云升ゞ '´ん:ﾊ从_..ゝ| 「余、天王となる」……？
｜ 从ハ|V/´ん:::01 fz::ﾘ 八 '.
｜ | ｜` 弋z沙 ｀ ´ ｜ |
｜ | ヽ ´´ ' ￤:.｜ ! 私はもう代王なのに
｜ ﾄ! ! 人:.｜ ヽ それがまた王になるってのは……
人 |:! ヽ rっ ｲ:.:.:.ヽ|＼ ＼
/ ｀ヽ ＼ .．く:.|:.:.:.:.: | iヽ. ヽ
. 〈 ＼ ヽ｀ ‐-‐ ´| ｨ Y:.:.:.:.:..| | | ￤
ヽ ）ハ }ー──'´ ｜＼ 从 | ヽ
497
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:44:00 ID:2dadd62e
_,. - ., _
イ_ '::::::^ヽ::::::i;
ｲ 7ヾ ,.;:ヾヽ::::'i;
i |'' ' '' '¨”い'::::::i
i ≧ヽ ｲ≦ヾ ::::)i
| リ〃 ] ::::. '| .:::::i それはもう天子のことに他ならない！
| i .|;:. ヾ' .:|.:::::: i
| | ヽ '二テヾ>..::::::i
) {'イ ヽ_,／ .}.:::::::iﾅ 「夏啓以光」も夏王朝の二代目、啓のように
/i i .{..ｲ .:. } i ハ 父の業績をさらに光らせることを示してる！
,.,.〃i .| .{ |ヽ .: | i; .|ヽ ヾ-^.,
_,.-=イ 〃ﾘi/ヽi 8 '::::' .ｲﾘヾ }:::..ヾ :::::.'-.,_
,.-' 〃,_ ] 丶∞./ ﾉ ／ ＿i| '::::::::::::::::'-.,
／ 〝ゝ ”丶,.ｲ／／〃”i::::::::::::::::::::::::.. '' ::丶
i. .:: .::: 〃 .／ ヾ, | |':::::::::::: ::::::::::::.. .::::/
i:::.. .:::: .:::〝ヾヽ, ／ ,__-=ﾆﾆゝ| :::::::::: '::::::::::::::..::::/
} ':::.. ..:::::' .: .:: | | .::::ヾ／_=ﾆ?ヾ, | | ':::::::::: '::::::::::::::::{
/ ::::::::::' .:: : i .i -=ﾆ?:::::''' ヾ .| | ':::::::: :::::::::::::::::)
＿＿＿___
＜ ＞ 、
／ ,.: ､ ＼
/ /￣￣／+／￣｀ヽ､ ヽ
' /＿＿＿／＿／)* ! :.
} |': : :/_/: ∧: !:_､: :- ､| :
' ィ: /:/{/_从 从-}∧}:､:} |
| /ｲ:,ｲて圷 て圷ミ|｀ 天意も帝位につくべきと言っているの？
| 从 込ｿ 込ｿ | |
| | ' ,:| |
∧ |､ __ u /:| ∧ ……でもまだ念の為に確認するんだよ
/ | |: : . . ｲ: :! ' }
, | |: :|: {≧=-=≦}: :|: |:,
{ ' |イ´|､ ,|＼::|ﾑ |
| j:| ∧ ｀ ¨ / |:|ヽ'，
/| |:|､ r-;=====ｫ / | ∧ ﾄ、
/ ' |:| ∨乂＿＿ﾉ / |: ! ,' ､ '，
/ |:| ＼／i＼ ,:' : {' ∨ ∧
/ ,|:| < -〈〉-> |:| ∨ ∧
498
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:46:05 ID:2dadd62e
┏━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
劉恒は母の弟である薄昭を都に派遣。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━┛
__＿___
´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀丶.
／.:.／./.:.:.:.:.:.｀丶:.:.:.:.＼
/.:.:.,.'.:.:.'i:.:.:.､:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:..
.'.:.:/.:.:./！､:.:.＼:.:.＼:.:.:.:.:.:.:.:',
ｉ:.:.:i:.:_厶 '､:.ヽ／≧xﾍ:.:.:}:.:.:.:!
|:.:.:i:./￣≧ ＼{〉.ｨiﾞ豕ミV:.:.:.:.l
|:.:.:ｉ',ｨiﾞ豕ミ vノﾝﾞ }/ﾍ:.ｌ 都からの使者だけでは
|:.:.:l《 'vノﾝ } 〈}, }:l ちゃんと状況が把握できない
|:.:.:ｌﾍ ,ノi:|
|:.:.:|.厶 ， -- 爪:.:.l:|
|:.:.:l:.:.:.:.ヽ、 ／:.ｉ:.∨:| 大臣の方々は、なぜ劉恒様を推戴するのか
|:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.＞; .._ イ:.:.:.:.:l:!:.ｉ:.:| 理由を私にきちんと話してください
|:.:.:|:.:.:.:.／ ;_」 |｀丶:.l:!:.|:.:|
__!:イ.:.:. ' { -‐‐-ミy 》l:.:ﾏﾍ
.´ /.:../＼ '、 ／ ／从:.:.:V`_
/ /.:.:厶 ､＼ ＼／ ／／人:.ヽ:! 丶
/ '.:.:/ ＼＼≧{.／∠∠. ＼:!/ ＼
ノ ｉ.:./ {￣￣`{ y'´￣￣｀７ 〈 ＼
／ 、vﾞ ∨ .ゝ;く￣ ∨ , ヽ.
／ 〉{ {__／ / l＼＿_/ }:. 、 . 、
〈 ＼ ／:∧ 〈 .′｜ { ∧:.:.＼_／ ﾍ,
【 薄昭 】
499
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:47:44 ID:2dadd62e
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
周勃らは薄昭へ丁寧に語り、
（ ※ 具体的に何をどう語ったかは不明）。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿_ ノ)__
..::´:::::::::::::::::::::::::::::::｀:::...｀::..
. ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ミ:.､
. /::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼::::::ヽ＼
/::::l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::∨::∧::::.
. / :::::|::::::::/:::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::::::i∨:::i:::::::.
ｌ:::::::::l:::::::l::::::::::::::::::::|、::::::::::::::::::::::l i::::::|::::::::
|:::::::::l:::::::l::::::::::::::::::::| ＼ :::::::::::::l:::l |_::/:::::l::|
∨:::::l:::::::Ⅳ::::::::l :::::| ＼:::::::::ﾚｲⅣ::::::/lﾉ
. ∨:::V::::|:∨::::::|::::::l,.ｨ'´ ＼::::l斧ｱ|:::∧ カクカクシカジカ
∨:::＼V:∨::::ｌ／|ｘ 斧ミ､ ﾋｿ /:/:::::. マルマルウマウマな理由ですよ
. ∨:::; -V:∨::l:::〃んＶ ( lﾉ＼::∧
＼{l⌒＼＼:. ゝゝ ' / /:::/:l ＼:. ／)
ヽヽ- ､ , /:::/::::| ) ／／
XTﾆ=- ｀ .ｲ:::/ l::/ ／／
／:./ 7ﾆﾆ〔ムｲ-ﾉ'- ､ ＿ ／／､ﾍヽ
l ＜:.:.＞ {Ｖﾍ ＼＼ ', Y´:／､:＼ ／ --'､ }
/∧ ｀ ＜:＞ ∨::.. ＼＼ ', !:.{､ 〉:.:〉 i ,.イﾉ
. ∧.:.:.:. ｀＜:＞､V:.:.l ', ＼＼ l !∧＼.:.:./ ; r‐ ﾍノ
. / ∨.:.:.ﾍ＼ ｀ ＜}:.:.| ', ＼＼V:}／／、 ./ |
／ ∨.:.:. ヘ＼ ＼! , Ｖヘ:／/ } ./ ,
/ V:.:.:. 〉､〉==-- ＿l ', l:::Y＼ } / ′
. { ∨:.:. {二二二二ニニニニニﾆ∨ﾍヽ＼ ￣l./ ,
. { V.:.:. {二二二二二二二二二二Ｖﾍ:.:＼＼ / ′
./ ∨:.:.寸二二二二二二二二二ﾆ＼V:.:}:ノ / /
＼ ∨.:. }二二二二二二二ニニニニ} l:.:} /
500
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/07/01(Sun) 08:49:55 ID:2dadd62e
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
戻ってきた薄昭も、太鼓判を押した。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
,.ィ／r￣￣／￣´ヽ､
／／ /)* ／ ／､*/ ＼
' | /},.. --―――- ､/ * }､
/ { ／: ,: : /: /:/ ﾏ: : : ｀ｰ--:ｧ γ´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
/ ／: /:/--{､/}' ﾏ:}､: : |!: :〈 :. | 劉恒様を皇帝に迎えたいという意志に ＞
' イ: /: |/ｨ示ﾊ }'ｨtｫ、|: : :', | | 嘘はないと感じました │
{ {:/|: :| 込zｿ て刈' |: } ﾘ } ゝ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__,ノ
| |: :| ' ｀¨´ |:Ⅵ ,
| |: :| ＿ ;'|: :| {
| / l|: :| ｀ / |: :| | 宋昌の意見は正しかったようだね
| ,' |: :|＞ イ : |: :| |
: ,: |: :|: : :|≧=--r=:´: : : :.:.|: :| |
∨ |: :|,ィ´￣￣￣｀ヽ: :l : : |: :| | …………よしっ！！
, |: :| ＼====ﾐ＼:|: : :|: :| |
| ／∧:.∨､ ｀ー＝-' ∨: :|: :| :.
| /_,イ ヽ: '， ＼〈-〈〉-〉´ ｀ヽ:.:|、 |
| { }: } / ＼／ヽ |: |_》 :
| | |: | ,' ∧ . |: | } |
l ,' |: | / / ∨∧ }:.! | :.
|/ j:/ / / ∨∧ |:| ﾑ :.
/ i/ / / ∨∧ j:.! } |