851  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2024/11/01(Fri) 23:26:08 ID:c9b243c3
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＞-===-　ミ_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　rく　ﾉ〉　〈＼ﾉ⌒Ｙヽ　/
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／　ィ(人＿乂::｀`≪　∨
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 〈Ｙ::::／　/{⌒´ﾘ⌒ヽ:::＼》
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人/　}～､、　/､丶`}＼ﾉ ,^Ｙ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　_ノ}　ﾉ/､tｯ) /<ッｱ人　.〉{　|　　　　 /^Ｙ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ⌒人(八　__　'　-ｧ}i＼)Ｙ　　.!　　 　 　 .ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ／⌒｀　`、ｖ:ｒ‐:::ﾉ人i:i＼ .:　 　　 ／ ／　　 ／)
/^Ｙ　.／)　　　　　　　　 　 　 　 ｒ──‐‐=ミ 个 ｀　ィ(⌒Vi:i:i:i:|　v_／ ／　 ､丶` ィ
{　ﾉ／)/　Ｙ^　　　　　　 　 　 く/⌒＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾉ___／⌒Vﾉi:i＞{　　　　ゝイ　 ィ(⌒
{ Ｙ　〈 {＿ﾉ |　　　　　　　　　　　　 　 ＼i:i:i:／〈/ノv⌒／／{　.:　─‐-　　く
乂　Ｙ⌒乂.ﾉ　　　　　　　　　　　　／／ Ｙ(　 /´　　vi:i:i:〈　.{ ,'　　′　　 Ｙ^`～､、
.　〈ニ=‐　__〉‐ﾐ　　　　　　　　　／ /i:ｉ:ｉ:人　/　　　 《i:i:i:/　　　　ﾉ--ﾐ__ ノ　⌒ 　 つ
　　W　　　￣}} Ｙ≧=‐　　 -=≦=ニニニニ^ヽ　　　 ∨i:⌒ /　Ｙ
.　　W　 　 r‐┘ﾉ　　　　　　 〔L＿　　　　 　 i|⌒¨¨¨　`、i:〈__ノ
　　 W.　　└-=ニ　　＿＿__　ニ=‐〕　 　 　 .i|　　　　'　 ＼i:i:/
.　　 W　　 ｢⌒≧s｡　　　＿＿＿__　　　　　 .i|　　　/　　 /⌒
　　　 ⌒Ｙ..{　　乂　i|　 |i　 ﾉﾉ　　　}　　　 　 i|　　 /　　 /⌒ｱ
　　　　　|i .|　　　　 i|　 |i イ　　　　.|　　＿....｣|､＿Ｙ⌒¨〈 ／〉
　　　　　|i .|　　　　 i|　 |i　　　　 　 |　　 ｢⌒´^⌒i:i:i:i:＞⌒/
　　　　　|i .|　　　　 i|　 |i　　　　 　 |　　 i|i:i:i:i:i:i:i:i:i:／　　_〈
　　　　　|i＼　　　　j|　 |i　　　　 　 |　　 i|⌒＼i:／､丶` ⌒Ｙ
　　　　 └=二　　　j|　 |i　　　　 　 |　　 i| Ｙ⌒〉〉､　　　　 人
　　　　　　　 ⌒≧ｓ｡ ﾉ.|i＿＿　　-=ニ⌒ノ-_//⌒｀`～､、　 ＼
　　　　　　　　　　　　 ／: : : :_7　/-_〉∨-_-//-_-_＼　　　⌒¨¨＼
　　　　　　　　　　　／: : : (: _7　/-_《_ノ-_-〈〈-_-_-_-.＼　　　∨: : ＼
　　　　　　　　　　く: : : ′: ）7 ノ-_-_-_-_-_-＼､-_-_-_-_＼　　∨⌒､:＼
　　　　　　　　　　　) /: :／／⌒Ｙ(-_-_-_-_-_-_-_((^ヽ-_-_ ＼　 `、: :＼丶
　　　　　　　　　　 〈:（Ｙ: イ-_-_ﾉ:{⌒ｱ-_-_-_-_-_-_-_.)∨-_-_-≧s｡＼: く⌒
　　　　　　　　　　　　ﾉ-_-_-_∨:::ヽ-_-_-_-_-_-_-_-_ {:::∨-_-_-_-_-_-_Ｙ｀
　　　　　 　 　 　 　 /-_-_-_-_}::Ｙ^)-_-_-_-_-_-_-_-_ {^Ｙ`、-_-_-_-_-_-_


『ただ、「独裁国家」と言っても』

『中国のような「巨大な中央集権的国家」とは限らない点に留意は必要だ』

『例えばメソポタミア文明は灌漑農業ではあるものの、「都市国家」だ』

『個々の都市国家は灌漑を握って独裁的だっただろうが、それは「小さな独裁国家」でしかなく』

『メソポタミア文明全体を治める中央集権的な統一国家ってのはあんまり登場してない。』

『ギルガメッシュ王も、独裁者ではあっただろうが、別に始皇帝みたいに天下布武したわけではなく、都市国家の独裁者でしかない』

『戦国日本で言えば「天下人」ではなく「大名」くらいのポジションだ』

『始皇帝のような「天下人」になるか、ギルガメッシュ王のような「大名」で終わるかは』

『沙漠や大河のような自然環境だけでなく、人間社会側の事情にも左右されることになる』

『もしかしたら、始皇帝が登場しなければ中国は今でも都市国家群のままだったかもね』

『あるいは、都市国家と天下布武の中間の封建国家になってたかもしれない』