279  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2021/02/24(Wed) 23:32:29 ID:ed745413
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『勿論、警戒力自体はどの部隊も持っている』

『まあ少なくとも奇襲を受けるのは避けなきゃいけないし、できればこっちが先に敵を見つけて奇襲したいだろう』

『部隊の一部を斥候として割くのは、歩兵であれ騎兵であれ定石だ』

『とはいえ、それは戦いのついでに警戒しているのであって』

『「警戒力専門の偵察部隊」となると、割と珍しいんじゃないかと僕は思ってる』

『下手すると、空軍登場以後の話になるんじゃないかな？』

『では、空軍（戦闘機に守られた偵察機・爆撃機）は、なぜそこまで偵察したがるのか？あるいは敵の偵察を邪魔したがるのか？』


『一つには前述の通り間接砲撃だろう』

『砲兵の視線の届かない地平線の向こうの敵でも、航空偵察で位置を捉えれば間接砲撃できるし』

『逆に航空偵察ができなくなるだけで、砲兵は目を塞がれて無力化する』

『砲兵にとって、航空偵察の有無は、攻撃できるかできないかという非常にでかい差になるわけだ！』

『これは「警戒力専門の偵察部隊」を作るだけの価値があるだろう？』