【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです38【R-18】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2020/01/13(Mon) 02:19:54 ID:9bb517d4
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そうなると、日常的に異なる種族と接して摩擦する機会自体が減る。
潜在的な差別主義者は勿論居るだろうが、
異種族と接しなければ差別主義も外部には発露しない。
それでもなお異種族と関わる機会があるとすれば、
それは交易的なものになる。
ラヴニカ人がエルフに自然を求めるように、
ローマ人がドワーフに武器を求めるように、
その種族の得意分野の力を借りる取引である。
そうした取引に関わる者は、当然に受容主義にならざるを得ない。
差別的・排他的な相手と商売なんかしたくないだろう?
それでもどうしても差別意識を隠せない奴は、そもそも交易から離れて自種族の共同体に引きこもるので、
それはそれでお互い平和である。
あるいは少なくとも、ラヴニカやカラデシュのような伝統的に多種族な文明は、
その辺の折り合いをつけて共存していくノウハウが存在しているはずである。