【D&D3.5e】やる夫達は太古スエルの謎を追うようです

レス数:1000 サイズ:1952.43 KiB 最終更新日:2019-06-15 10:38:50

232  名前:百万ガバス◆7YiVgGAGdJc1[sage] 投稿日:2018/09/22(Sat) 16:37:02 ID:0d721d80
はいはい、解説いたします。
まずはウーイァンからね


ウーイァン(Wu Jen)は秘術大全ってるるぶで追加された魔法使い職。
魔法戦士系じゃなく純粋術者系で、性質はウィザードにとても近い。
よくある攻撃魔法をつかい、hpや鎧武器は貧弱っていうあれだ。

帽子やる夫は魔法戦士系というわりに命中が良くないのは
ウーイァンレベルが足を引っ張ってますね。
魔法戦士要素は上級職で対処しています。

東洋的な魔法使い・・・つーか導師を意識してデザインされており
呪文リストは独自のもの。
ウィザードと同じ呪文も結構混ざっているけど、ウーイァン専用の術もいくらかあります。
五行思想を組み込んだ呪文リストとなっていて、それぞれ得意な『行』を指定して
その区分の術は強化されるなどの特性がありますが、
反面、いくらか基本的な呪文が抜け落ちていたり
追加クラス故にあとからでた拡張ルールへの対応が悪い場合があります。

233  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2018/09/22(Sat) 16:49:56 ID:49d03061
導師じゃなくて道士ね。幽幻道士とか霊幻道士とかのあれ。
スペルが「Wujen」なんで、漢字だと「巫仙」「巫人」あたりだと思う。
「巫」ってのは魔法使いとか呪い師とかそんな感じの単語。

やる夫はインディジョーンズなんで、はっきり言って外見的には全く仙人っぽくないがなw

筋斗雲の術とか孫悟空の分身の術、東方先生の布で攻撃するあれみたいな術もあって、
ウィザードに比べると余り強くはないが独自性はある。

234  名前:百万ガバス◆7YiVgGAGdJc1[sage] 投稿日:2018/09/22(Sat) 16:57:53 ID:0d721d80
いやー以前クトゥルーで
「ハリウッド映画マニアのインディージョーンズファン、そして東洋かぶれ」
ってキャラ使ってたことがあってねぇwww

あと、帽子やる夫はそれなりにAA揃っていて都合が良かったもんでwww
以前のやる夫との差別化は課題だったから
目に見えて違う特徴が欲しくてな

235  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2018/09/22(Sat) 17:00:07 ID:49d03061
>>234
> インディージョーンズファンの東洋かぶれ

なるほどwww


> 以前のやる夫との差別化

そっちもぐうわかるw
和装とか中国甲冑もないではないけど数が少ないし。

236  名前:百万ガバス◆7YiVgGAGdJc1[sage] 投稿日:2018/09/22(Sat) 17:02:48 ID:0d721d80
なお、インディージョンズ4の話題をふると黙る>インディージョーンズファン

昔は「フジヤーマ、サムラーイ、ニンジャニンジャ」というノリだったが
本職の考古学者になったので、流石に現実を知り黒歴史化。
でも、そういうノリは今でも好き>東洋かぶれ


ぶっちゃけ、黒歴史やる夫やサスケェの原型の一つでもあるキャラだwww

237  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2018/09/22(Sat) 17:12:16 ID:753b816f
ウーイァンとスエル・アルカナマクの簡単な説明はここ読んだ方が早い希ガス
 ウーイァン:ttp://hobbyjapan.co.jp/dd_old/news/car/0331_01.htm
 スエル・アルカナマク:ttp://hobbyjapan.co.jp/dd_old/news/car/0421_01.htm

スエル人はかつて存在して、今は滅んだ古代帝国に在住してた人間の血を引く人間
ただ、データ的には普通の人間と変わらない
スエル・アルカナマクはその古代スエル帝国の技を学んだ魔法戦士となる上級クラス

ウーイァンは元々D&Dの標準世界とは別の東洋系世界におけるウィザード相当の魔法使いで、
それがD&D標準世界に逆輸入され、極東圏に存在することになった魔法使いクラス  なのでスエル帝国との関係はせいぜい魔法繋がり
火水木金土の五行を用いた呪文、主に火力呪文が得意だけど、ウィザードなら使える肝心な呪文が抜けてたり
逆輸入された本にウォーメイジというもっと火力に特化した魔法使いがいるせいでだいたい不遇

データしか見てない人なのでスエルについては間違ってるかもしれませんが こんな感じであってますかね

238  名前:百万ガバス◆7YiVgGAGdJc1[sage] 投稿日:2018/09/22(Sat) 17:16:24 ID:0d721d80
つぎ、スエル人に関して

これは2つに分けて考えるべきなんですよ。
・人種としてのスエル人
・太古スエル帝国

まずは人種からね。

強大な魔法国家であった太古スエル帝国の末裔。
スエル人は色白人種でしばしばアルビノが生まれる。
白饅頭に適切かと思ったが一般的に細身。なんだよなぁ
グレイホーク市周辺に結構住んでいる。
また、緋色団と呼ばれる邪悪な勢力とも関わりがあるらしい。

かつて強大かつ邪悪な文明を築いていたが、今ではその技術は殆ど失われている。
が、上級クラスのスエル・アルカナマクのような例もありいくらかは残っている

でも、ルール的にはただの人間。

239  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2018/09/22(Sat) 17:23:16 ID:753b816f
うん全然違った。やっぱりデータだけ厨は特定世界や地域に関わるクラスは触れちゃいかんな

スエル・アルカナマクは種族制限ないので、その奥義書とコーチしてくれる人さえいれば
別にスエル人が全く関わらなくともなれるんですよね。なんならエルフやドワーフでも。
まあドラゴンマガジン探せば、どこかにスエル人しか得られない地域特技とかありそうですけど

240  名前:百万ガバス◆7YiVgGAGdJc1[sage] 投稿日:2018/09/22(Sat) 17:29:43 ID:0d721d80

次に古代スエル帝国
(ちょっと説明長くなるかも。あと、私もそれほど詳しくはないので間違えがあったらすみません。)


グレイホークワールドの歴史は1000年ほど前まで遡ることができる。
逆に言えば1000年以上前のことはあやふやである。
それはスエル帝国ともう一つの巨大国家バクルーニー帝国の戦争によって引き起こされた
『双子の災厄』によって文明が破壊されたことが原因である。

グレイホークワールドで一般的に使われる地域はフラネスというんだが
フラネスは大陸の東側の地域で、
大陸中央部とは巨大な山脈で隔てられている。
スエルとバクルーニーは大陸の中央部にあった。

そこは今、乾燥草原と塵海とよばれる不毛の地になっていて、
一般的なプレイマップの外として扱われている。

241  名前:百万ガバス◆7YiVgGAGdJc1[sage] 投稿日:2018/09/22(Sat) 17:42:22 ID:0d721d80
スエル帝国は高度魔法社会であったと言われる。
まあ、ファンタジーにありがちな
『現在では失われた高度な魔法技術を持つ古代帝国』
ってやつだろうな。

スエル帝国には『メイジofパワー』と呼ばれる強大な魔術師達が居た。
彼らは間違いなく現在の水準を超える技術を持っていた。
そしてその高度な技術が滅びをもたらした。
(余談だが、日本語版では力魔道士と訳されている。力術士と紛らわしいし、ダサいので無視する)


スエルとバクルーニーの争いは何が原因だったかはもはやわからない。
数十年に及ぶ戦争は多くの難民を生み出したらしく、
険しい山脈を超えて、当時未開の地であった大陸の東方、フラネス地方に逃れた者たちもいた。
現在のフラネスにおけるスエル人とバクルーニー人はその末裔がほとんどである。

242  名前:百万ガバス◆7YiVgGAGdJc1[sage] 投稿日:2018/09/22(Sat) 17:51:49 ID:0d721d80
そして、スエル帝国のメイジofパワーたちはついに禁断の魔術『大破壊』を使用した。
それがどのようなものであったかは現在ではわかっていない。
ただ、バクルーニー帝国の痕跡がほとんど無くなるほどのものであり
現在では乾燥草原が広がるのみである。


その大破壊を生き延びたバクルーニーの上層部は報復を行った。
それが『色なき炎の雨』である。
スエル帝国の上空の空が裂け、色のない炎の雨が降り注ぎ全てを灰にした。
1000年経った現在でもスエル帝国があった地域は灰の海が広がるのみである。


2つの帝国を消滅させた『大破壊』と『色なき炎の雨』は
『双子の災厄』と呼ばれ、現在でも語り継がれている。
『双子の災厄』の詳細を知るものは居ないが、
災厄があったことは広く知られており、
教養のあるものにとっては一般的な知識扱いである。

243  名前:百万ガバス◆7YiVgGAGdJc1[sage] 投稿日:2018/09/22(Sat) 18:04:47 ID:0d721d80

          ,r=-
.         /ニニニ=-
    __/ニニニニニ=-
    `<=≧=- ニニニニ}
      |     =- ニニノ
    { ̄≧ュ     ``゚≧ュ__     例のタペストリーで特筆されるべきことは
      V    ≧ュ   (__厂 ̄´     「紫の石を運び出している者たちが空が裂ける光景を見ている」
    __V_    \_/         事だ。
    》 {ゝ'|`ヽ    ≧=-、
.    ∥ _{ o|__  \     /、      すなわち、あの一団は戦争の最中に難民化して東に逃れたのではなく、
.   ∥〃-- ⌒ヽ   \  /く       バクルーニーの報復を予期して、
.  ∥/´     }    ` ̄ ̄ト、   おそらく彼らにとって大事なものである紫の石を運び出したということ。
.  {{ |        !       //
.  || '   ー=ニ/`ー======={/     バクルーニーの報復を予期できたということは
.  |レ      / /       /      スエルに置いても力のある者たち
  /      / /          `.     メイジofパワーゆかりのもの
. /      〈 ,'   /     |     …メイジofパワーの一人が混ざっていたかもしれない。
 {     /ノ}  /       |
 |       /ノ          ∧     紫の石は絵を見る限りではかなりの大きさがある。
 ∨      {{              ∧    石というより岩というべきか。
.  V    ∧ 、     ー=ミ /    それをあえて運び出す意味は?
   V     ∧}        `コ     いろいろ考えてしまうが、今あまり仮説を立てて決めつけるのは良くないな。
   V    /         |
   /\  /             |
      ー′           |
   | ',                 |、
   |  ',               }、
   |   ',                  ∧
   |   ',                 ∧

まあ、気の向くままに書いたけど、こんな感じですかな。
いずれ本編で書こうと思っていたことだし、いい機会だったから長々と書かせてもらいました。