やる夫で学ぶ「法学者の統治論」その2
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名前:携帯◇sSLW7aecKk[] 投稿日:2025/07/23(Wed) 15:04:26 ID:8da7ff1d
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◎イスラエルとパレスチナについて
第11条
「イスラーム抵抗運動は、パレスチナの地は復活の日まで、ムスリムの全世代に遺されたイスラームのワクフの地であると信じる。
それ、ないしその一部を放棄すること、あるいは、それを、ないしその一部を譲渡することは誤りである。一アラブ国家、あるいは全てのアラブ国家も、
一人の王か大統領、あるいは全ての王か大統領も、パレスチナかアラブかに関わらず一組織、あるいは全ての組織も、そのような権限を有しない。
なぜなら、パレスチナは復活の日まで、イスラームの全世代に遺されたイスラームのワクフ地だからである。」
清水2011 p460
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{//:八 |:.:.:|'' ヒソ ノΛ ノ | この世界観を踏まえたうえで、ハマースの対イスラエル観を見ていきましょう
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/::/ :.::.:.: 人 :.::.::.: , , 八:|:.:.:|〉 まず、ハマースはパレスチナの土地をワクフだと述べます。
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/:.::.::.:/ :.::.::.:.:|:.:.:| \, > <:|:.::.:| :/ :|:.:.:|: ∧ ワクフだからこそいかなる国家や組織(アラブ含めて)も支配することができない土地と言います。
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