やる夫で学ぶ「法学者の統治論」その2

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236  名前:携帯◇sSLW7aecKk[] 投稿日:2025/07/23(Wed) 14:47:55 ID:8da7ff1d


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◎世界観とハマースについて
第6条
「イスラーム抵抗運動はパレスチナ独自の運動であり、神に身を捧げ、イスラームを生き方として採用し、パレスチナ全土に神の旗を掲げるために行動する。
それゆえ、イスラームの影の下では、あらゆる宗教の信仰者は、彼ら自身とその財産、権利について平和と安全の中に共存することができる。
イスラームが不在では、争いが起き、抑圧が悪化し、腐敗が蔓延し、不和と戦争が勃発するのである。」
清水2011.p457-458

第7条
「世界のあらゆる場所でイスラーム抵抗運動の方法を採用し、その支援、その立場の受容、
ジハードの強化のために行動するムスリムの広がりによって、運動は世界的運動である」
清水2011.p458

第9条
「イスラーム抵抗運動は、イスラームが生活の現実から消失し、それゆえに正義が無効とされ、理解が歪められる時代に自らを見出した。
価値は意味を無くし、悪がもたらされ、不正と抑圧が優越し、臆病者が増幅し、
祖国は収奪され、人々は追放され、世界のあらゆる部分において面目をつぶされた。
真実の国が消滅し、虚偽の国が樹立された。何も正しい位置に残ることはなかった。
このように、イスラームが場所に不在である限り、全てのことが悪い方へ変わっていく。これこそが、動機である。」
清水2011 p459

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.      くニ/|:Y^|: 人 V;;り    Vりノ:Λ         ここで重要なのは、イスラーム不在による抑圧、不正、不和、腐敗です。
.        /:|人_|:.::.:|       ,    {:.:.: |
       /:: |:.:.:人:.::|     _   人:.:.:|         シーア派の人々と同じく、闘争や抵抗の理由を 公正なイスラームを導入することで
.      /:.:: 「 ̄ ̄\:r‐i^i^i^L <::|:.:ノ::ノ
      ,::.:.:::/     | ̄UUUU ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|        抑圧、不正、不和、腐敗をなくすというものです。
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         V/ / |              |        宗派の違いに関係なく、イスラームの本質的な公平性・平等性を柱にしていることが伺えます。
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