【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです173【R-18】【技術開発】
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名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2025/07/19(Sat) 16:43:02 ID:607c030a
24章「戦争編」その4~最終話
【異世界からの企業進出技術】
○神落とし作戦
・無尽蔵のエネルギーがある天界で神を殺せたとしても、魔王軍幹部がほぼ全滅の相打ち状態になって、イスアルもアナタリスも内戦になり、地球への侵略も起きる、と時空精霊による予知を得た。
→太陽神の本拠である天界で戦うのが無謀なら、太陽神にとって異界であるダンジョン内に落とし、地球の神にも協力してもらって魔王軍の被害を抑える。
・ダンジョンにスサノオを招き、ダンジョン内をスサノオの神力に染め上げ、太陽神が力を出せない死地にして、太陽神を殺す。
→指揮にかけの太陽神の力を熾天使アイワが取り込んで最強の戦神に。
○地球の神との交渉
・高天原への鍵を修復し、神々との会えるようにする
・神々と縁の深い主人公の母、霧香の力を借りて神々を脅す。
具体的には「協力しなければ『地球の龍脈の調整』が完了せずに、高天原へのエネルギー供給が止まって、仕事をさぼったスサノオが罰される」
・主人公の叔母、霧江を通して日本神呪術協会の協力を得て、かつて使われていた神降ろしの儀式場に案内させる。
移動には、ゴーレムやパワードスーツに変形できる機王が制作した自動車に乗っていく。
・魔王軍が欲しいのは「イスアルの太陽神を殺す戦力」もしくは「太陽神殺しの武器防具」
後者はアマテラスを殺せてしまう危険物なので貸し出せない。前者として『アマテラスを引き籠らせた』経験者としてスサノオが選ばれる。
対価としては、神域に近いエネルギーに満ちた異世界、ダンジョンを棲み家として提供し、太陽神と戦った神として名を売ることで、神が力を得る源泉である認知、信仰、土地を与えること。現在、スサノオは高天原の門番としてボロ屋で寝ている状況なので都合がいい。
○神関係
・太陽神イスアリーザ:イスアルの太陽神。自己中。かつて創造神に人間と魔族のどちらを守護するか聞かれた時に、「個の力の魔族」より「数の力の人間」を選んだくせに、『だんだん弱体化する人間』と『どんどん強くなる魔族』に焦りを感じ、魔族と、弟である月神を大陸ごと追い出した。イスアルの人間では自分の依り代として不満なため、神殿を使って地球から勇者召喚を行わせ、自分の依り代にしている。
・月神ルイーナ:アナタリス大陸の月神。元はイスアルの月神。ロリコン。兄である太陽神から恐れられ、魔族とともに追放された。魔族と人間が争うようになって以降、人間からは、邪神と呼ばれ憎まれている。アナタリス大陸が崩壊しないよう、神の力で支えている。
・創造神:今は忘れられたイスアルの創造神
・ミマモリ様:地球の神。ただの土地神なのに、高天原から地上の監視を丸投げされている。
・スサノオ:いろいろやらかしたせいで、高天原の門番になっている日本の三貴神。
その門番もさぼって寝ているいるうえに、地球で勇者召喚が起こったのは、スサノオが暴れて世界に穴が開いたかららしい。
さらに、『龍脈の調査・調整』という大事な仕事も、かつて知り合った主人公の母、霧香に丸投げしていた。
権能は、太陽神の能力を覆い隠す暴風雨。
・地球の龍脈:ちゃんと調整しないと龍脈の流れが変わって高天原自体が停止したり、最悪崩壊する。
・高天原への鍵:地球の神ミマモリ様に預けられた、地球版の神域の門。日本神が引き籠っている高天原に入るために使う。
壊れていたので修復したが、修復材は、『ミスリル・オリハルコン・アダマンタイト・ユニコーンの角・古竜の逆鱗・世界樹の雫などを材料に作るヒヒイロカネ』、『大精霊の歌声』、『波の囁き』、『風の吐息』、『焔の鼓動』、『天空の日差し』など、ローマでも入手が面倒なブツ
・イスアリーザの天界:草木も、地面も、空も、すべてが神炎に包まれている世界。山のように大量の神獣と天使が住み着いている。
・キメラ神獣勇者:獅子の胴体、竜の尾、鳥の翼、人間の頭の神獣らしきもの。
人間の頭は日本人なので攫われた異世界勇者を改造したものと思われる。空間などの概念を捕食する能力を持っている。
・神格(核):神の本体。神の生身の肉体。太陽神の魂の中に繭のような形で保護されている。普段使っている神の巨体は魔力で作った鎧にすぎない。
・神の簒奪:瀕死になった太陽神イスアリーザに、第一位熾天使アイワが止めを刺すことで太陽神の座と力と権能を奪った。
・戦神アイワ:太陽神の力を奪い、全てのものに戦いを強いる神となったアイワ。
初代勇者だった時代から熾天使になっても数千年戦い続けた戦闘狂の技量は神になって増し、手が付けられてくなった。
強者だけでなく弱者にも戦いを強いるため、自分も戦闘中だというのに、イスアルやアナタリス大陸で天使と神獣を暴れさせる。
・アイワの正体:異世界の神(邪神に近い戦神)を、太陽神が人間に転生させ、勇者・そして天使へと変化させた存在だった。そのため太陽神の能力を取り込む魂の器が元々あった、
例えるなら、異世界転生させられたテスカトリポカ(Fate)。
・昇神:神と戦い続けレベルアップし過ぎたうえ、神の神核を破壊した主人公は魂に神の力が混じり、いずれ神になるらしい。
・統合伸:月神ルイーナが、太陽神イスアリーザの権能を受け継ぐことで、イスアルとアナタリス大陸を再び一つにして管理することができる。
○種族
・呪詛ゴーレム:呪いの塊である呪物をゴーレム化したもの。迂闊に壊すと攻撃した相手に呪いを返す。
○武器
・巨大鉄球:巨人王が自作した魔剣。ただただ巨大で、壊れないためならどんなこともやる呪われた鉄球。
触れた相手の黒歴史を強制的にフラッシュバックさせる。
・魔力吸収ネットミサイル。魔力を吸収するネット(網)を物理的なミサイルで打ち出すもの。
ミサイルが当たったり迎撃されたりすることでネットが開き、敵を包み込み、魔力を奪う。
・魔力ドリル:魔力吸収ネットで吸収した魔力を使い、敵に突き刺さるドリル。ミサイルの先頭に収納されていた。
○魔法
・天刻:無属性の魔力を闇・火・土・水・風・雷・氷・光の八属性で強化した魔法。
コスパは酷いが神にも一定の効果が保証される魔法と物理の両面の攻撃力を重ね持つ魔法。
・アブソリュートゼロ・コフィン:氷属性の封印魔法
・ミスティルティン:樹王の使う魔法。種を相手の心臓近くまで打ち込み、全身をツタで拘束する。
・武具開放「暴走術式」:触れた武器を暴走させる巨人王の魔法。ミスティルティンを使った杖を暴走させて威力を極限に高めた。
・閃光魔法:光属性の初歩魔法。一瞬の目くらましぐらいにはなる。
・神力の除去:鑑賞の大精霊アイが観測し、裁縫の大精霊ニードがアイワを縫い付け、清掃の大精霊ワイッシュが、まだアイワに馴染んでいない『太陽神の力』をアイワからそぎ落とすコンボ。
・魔力アンチエイジング:異世界の女性が綺麗なのは魔力でアンチエイジングしているかららしい。
○鋼樹の成長(3)
・縁切り:天界という太陽神ための空間と、太陽神とのつながりを斬り、
本来天界から出ることなどできない、太陽神の本体を天界からダンジョンに移動させることができるようになる。
ローマ的には現役の覇道神を神座から切り離すような感じ。
→エンゲージリング:アイワの神核を砕く替わりに砕けた鋼樹は、その破片を加工し、月の神ルイーナが直々に祝福を与え、主人公と嫁4人のエンゲージリングになった。
○その他
・イスアルナンダ:イスアルとアナタリス大陸が統合された世界。アイワが暴れさせた天使の残党がいまだに時々出没して
被害を出す。
・AnotherWorldCompany:MAOCorporationが名を変え、魔王軍だけでなく、元イスアルも取り込んだイスアルナンダと地球の交易を行う新会社。新社長は地球にもイスアルナンダにも顔が効く主人公。