【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです173【R-18】【技術開発】

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342  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2025/07/14(Mon) 22:50:40 ID:2f391489

24章「戦争編」その1(#700「687 出張の準備は早々にまとめるべき」まで)

【異世界からの企業進出技術】

○魔王軍のイスアル侵攻戦(1)

王国・帝国・神権国家の三国同盟が、魔王軍の本拠であるアナタリス大陸に侵攻するのを妨害するため、まず三国以外の小国家を侵略する。

三国の南北には小国家があり、北の小国家は神権国家の圧政に逆らえず、
南の小国家は何度も魔王軍からの侵攻を受けた経験を持つ。

南に竜王が派手に攻め入りって囮となる。
北に鬼王が「戦力を貸す用心棒」として接触して、神権国家に不満を抱く小国を神権国家から引きはがす。
(鬼王は敵であろうと嘘を言わず、卑怯な手段を嫌う頼りになるマッチョで、酒宴の達人のなので敵を味方につけるには向いている)
→重税を貸す領主の城だけを祖いながら、町や村には手を出さず、困窮した村に食糧支援を行うことで「重税を課す領主よりも、食料をくれる鬼さんの方がマシ」という状況を作り出す。


○イスアルのアナタリス大陸侵攻(1)

・先代魔王派閥や没落貴族など、イスアル側に寝返る貴族の情報が戦争直前に明らかになる。
対応しても、情報収集しても時間を取られるという、イスアル側の遅滞戦術の一種になってしまっている。
首謀者は殺されたはずの蟲王。虫を使って偵察し、虫を寄生させて魔族を操り、

・魔王城周囲に6本の白い塔(神の塔)が現れ、魔王城が結界に覆われ、魔王が城とともに結界に封じられる。
神の塔は太陽神の神界にある建築物で、地面に異空間の穴をあけてそこから柱を直接出している。神の塔には自己修復能力も次元障壁もある(フラグ)

→主人公(人王)が塔を一本切り倒し、竜王が切り倒した空間を広げて内外の通路を作り、魔王が結界の穴を通して漆黒の光で全ての神の塔を破壊

○種族

・ゴーストナイト:見た目は透き通った鎧。眠る必要が無いので、スパイを警戒して夜間巡回をしてくれる

・異形の怪物:死罪を言い渡された犯罪者たちが、体のあちこちを死霊魔法で改造された異形の存在。
不死王の命令に従うがアンデッドではないので、聖属性の浄化結界で消されることはない。

○ダンジョン関係

・キメラコア:アナタリス大陸で複数の廃ダンジョンを制御していたとされる謎のダンジョンコア
名前とダンジョンコア=神獣という設定から考えると、勇者にダンジョンを破壊され殺された神獣の死体を複数使った神獣のフランケンシュタインのようなものをコアにしたものと思われる。

・秘密の酒場:Mao社の歓楽街に隠された、魔王軍の幹部がアルコールとともに秘密の話をできる店。
入り口は転移陣で、秘密は完全に守られる。

○魔法

・死の魔法陣:ダンジョン全体に死の呪いを振りまく広域魔法の魔法陣。具体的効果は、制限時間内にダンジョンから出ないと死ぬ。

○その他

・魔王軍会議室:将軍だけが踏み入れることのできる特別室
会議室だというのに国宝級の名画や彫刻が飾られていて、少しでも傷つけると莫大な請求書がくる大英博物館のような会議室。

・若返りの秘薬:長寿ではない種族の肉体最盛期を維持するために作られた秘薬。
一回の服用で二年から三年くらいの期間の若返り効果がある。課長になると購入可能

・縁切り:異世界の事がおおやけになってから、テスターに様々な組織が接触しようとしてくる。
その中でも面倒なのは「血縁」。子供を捨てた毒親や聞いたこともない親戚が、寄生しようとしてきたり、他国などの諜報組織の回し者なったりする。
Mao社は専門の法律マニアの法律家を雇って各国の法律で戦えるうえに、必要とあらば国家と交渉して超法規的に邪魔者を排除したりする。

・黄金林檎:実を一つ食べれば一日老化しない、寿命延命の果実。
酒にすると不老効果は消えるが、独特の旨味が出る。

・サブスク:サブスクリプション&サブスクライブ。定期購入・定期購読のことで、動画・電子書籍・ゲーム・音楽配信などの定額利用サービスなどを指すことが多い。