540  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2025/06/23(Mon) 01:40:18 ID:5ab08f9b

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『ああ、後、概念（信仰）的にも良く出来たシステムだね！』


『まず、その世界は群馬が召喚された世界だ』

『異世界の神からの召喚被害を受けただけで、別にその世界の神が力を振るったわけじゃないんだが』

『それでも理不尽にも反作用は生じてしまう。』

『また、群馬消滅の隠蔽作業のために神力を使ったんで、これまた反作用が生じる』

『この場合現代地球だから、「ダンジョン（魔法のある領域）」が勝手に生えてくる形で反作用が生じる』

『仕方ないから召喚勇者で潰して回ってたんだが、それでも手が足りなくてね』

『最終的に、スタンピードしたスライムに飲まれた少女が、魔法法則との接触でチートスキルに覚醒してしまう』

『天使からすれば悪夢的だ。死んでりゃ良かったとは言えないが、それでも死んでれば「ただの被害者」で済んだ』

『しかしチートスキルに覚醒した「勇者」となると、放置もできない。どうしよう？』

『そしたらその少女は健気にも「私もモンスター退治を手伝いたいです」と言ってきた』

『ある天使は突っ込んだ「そんな魔法少女みたいなことができるか！」と』

『主神は叫んだ。「それだ！」と』


『つまり、実態としてはダンジョンモンスターと勇者なんだが』

『それに「ヴィラン」と「魔法少女」ってカバーストーリーを被せて、一般に流布したんだ』

『これなら勇者スキルという肝心要の部分は隠せるし、魔法少女のプライバシーも守れる』

『ニチアサ魔法少女という加護を被せることで、魔法少女や民間人への被害を抑えることもできた』

『まどマギや魔法少女育成計画は例外だが、普通は魔法少女物ってそこまで激しい犠牲は出ないしね』