【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです166【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2025/01/29(Wed) 03:26:44 ID:85a6fb46
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『なお、こうした理由により、三体宇宙は度重なる宇宙戦争で焼け野原となっている』
『とりわけこれらは恐るべき最終兵器といえる』
・光速操作
・次元攻撃
・数学?
『三体宇宙において、FTLはない。従って光速を下げてしまえば、宇宙船の速度に速度制限が付くことになる』
『極論、光速度がゼロの空間を作ってしまえば、あらゆる物体は速度ゼロで固定されて動けなくなる』
『そこまで行かなくても、光速が天体の脱出速度を下回れば、宇宙船はその天体から脱出できなくなる』
『高重力ではないが、光速的に脱出不能な「ブラックホール」になるわけだ』
『低光速ブラックホールは敵の軍艦を嵌める落とし穴や城壁のように使われたり』
『あるいは母星ごと自分たちを封印する脱出不能な牢獄にすることもできる』
『理解も信頼もできず、弱者を見逃すこともできない過酷な暗黒森林だが』
『ただ一つ、自らを低光速ブラックホールに封じ込めた異星人だけは、もはや無害だと信頼できる』
『何しろ、心変わりして侵略したくなったとしても、もはや母星系から脱出できないからね。外部からすれば安全だ』
『三体宇宙で、平和を手に入れる数少ない方法だ』
『なお、現状の30万キロメートル毎秒という光速も、別に宇宙誕生からそうだったわけではなく』
『宇宙戦争の中で光速操作が繰り返されて、今の値に下がってしまったらしい』
『元々の光は無限速に近く、宇宙のどこにでも瞬時に届いたそうだ。宇宙船も無限に加速できた」
『光速操作はどちらかと言えば防御的な技術だが』
『より攻撃的なものとして次元攻撃がある』
『これは例えば三次元の天体や人間を二次元に折りたたむような攻撃で』
『誰にも防げないし、逃げるだけでも光速を要し、逃げたところでやがては全宇宙を二次元に折りたたんでしまうらしい』
『これはつまり、次元攻撃を行った攻撃者自身も、最終的には次元攻撃に巻き込まれることを意味するが』
『自分たちを二次元人に改造し、二次元に適応した上で二次元化攻撃をぶっぱするとか滅茶苦茶なことをやってるようだ」
『なお、宇宙の次元も最初から三次元だったわけではなく』
『最初は十次元あった宇宙が、次元攻撃を繰り返されて三次元になってしまい、そして今や二次元へと降下しているわけだ』