【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです166【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2025/01/11(Sat) 00:25:15 ID:2caca6d3
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|┃ | ='" | < 話は全部聞かせて貰ったぞ!
|┃ i゙ 、_ ゙,,, ,, ' { \ >>1はシベリア送りだ!
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『ソ連の全縦深同時打撃ドクトリンも、肝は実は「機械化波状攻撃」にあったりする』
『どんなスゴイ兵器や軍人を使おうが、どれほどの物量を揃えようが、攻勢限界は絶対に訪れる』
『どんなに無敵でも、燃料弾薬(MP)は使えば減っていつかは尽きるわけでね』
『両肩防御ドクトリンとかも、突き詰めれば敵の攻勢限界を待って一転攻勢に転じるドクトリンだと言える』
『まあ、燃料弾薬が尽きたら補給を受ければ良いっちゃ良いんだが』
『補給するための鉄道やトラックを揃えるのも大変だし、ウクライナがやってるようにそうした補給路を攻撃することもできる』
『何より、補給受けてる瞬間は足が止まるわけで、敵が攻勢限界に達して補給を受けてる隙に反撃に転じることは可能だ』
『RPGで言えば、勇者様パーティが宿屋でHP・MPを回復してる時に夜襲をかけろ、的な』
『だからソ連は単純だが画期的な方法を用意した。RPGで言えば勇者様パーティを二つ以上用意して交代制にしたんだ』
『第一勇者様パーティ(第一梯団)がMPを使い果たして攻勢限界に達したら、第二勇者様パーティ(第二梯団)に交代』
『第一勇者様パーティ(第一梯団)が宿屋で補給を受けている間、第二勇者様パーティ(第二梯団)が攻撃を続ける』
『第二勇者様パーティ(第二梯団)が攻勢限界に達したら、補給を終えた第一勇者様パーティ(第一梯団)に再度交代』
『これなら、攻勢限界と補給時の隙をなくして間断なく攻め続けられるだろう?』
『これが機械化波状攻撃ってわけだ』