岩田聡の逆襲 その3
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名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2025/01/12(Sun) 22:06:43 ID:27e4d37e
2015年2月2日 任天堂、崩れ始めた屋台骨
Wii Uがソフト不足で苦戦しており、実質的に3DSが任天堂の屋台骨を一手に支える。
その3DSの今期販売計画がハードが25%、ソフトが9%の下方修正となったのだから、市場に与えたインパクトは大きい。
3DSはハードの発売から4年がたち、新規購入が一巡。
3D映像を鮮明にした新型機「Newニンテンドー3DS」の欧米での発売が15年に持ち越しとなり、
「年末商戦で買い控えが起きた」(岩田聡社長)。
SMBC日興証券の前田栄二シニアアナリストは「もともと3DSの販売はピークアウトしていたが、
想定以上に落ち込みが激しい」と語る。
もう1本の経営の柱であるはずのWii Uも低空飛行が続く。
人気ソフトを集中的に発売した効果で期初計画は据え置いたものの、
累計販売台数は920万台と、前機種「Wii」の10分の1にも満たない。
昨年末にWii U用「大乱闘スマッシュブラザーズ(スマブラ)」のCMを流したら、
Wii U用は売れず、3DS用スマブラが品薄になるという珍事が起きるほど、Wii Uの売り場での存在感は薄い。
3DSの急失速にWii Uの低空飛行――。
岩田社長は睡眠ビジネスなど新規事業に力を入れる方針を打ち出すが、
「来期の減収減益を回避する道筋を見いだしにくい」(UBS証券の武田純人アナリスト)のが実情だ。