【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです165【R-18】【技術開発】

レス数:623 サイズ:778.75 KiB 最終更新日:2024-12-22 03:51:15

521  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2024/12/16(Mon) 02:23:01 ID:3c1937dd
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    |┃     ヽ、oヽ/ \  /o/  |    ガラッ



『全体的に言って、攻撃側はまずは野戦で勝たねばならないものの』

『野戦で勝った後の攻城戦に備えて、攻城砲兵や剣盾歩兵の用意もしなければならなかった』

『それらが野戦で役に立たないというなら、「野戦でも使える攻城兵科」を作り』

『「攻城兵科主体の野戦」をやるしかなかった』



『他方で、防衛側は野戦で敵を撃退すれば城兵の出番はないわけで』

『攻撃側よりは野戦に極端に特化した構成になるだろう』


『ソ連の全縦深同時打撃と、アメリカのエアランドバトルの対比はこの辺とも言える』

『もし東西陣営がユーラシアで世界大戦やるとすれば、ソ連が攻撃側で、アメリカが防衛側だと目されていた』

『するとアメリカは防衛のために野戦特化するだろう。機動力があって射撃も強い兵科・・・冷戦期であれば空軍特化だ』

『Mtgで言えば、インスタント除去を積みまくったコントロールデッキってところだ』

『一方、ソ連は空軍特化ではだめだった。そもそもアメリカに空軍で劣っていたのもあるが』

『仮に空軍での野戦、空中戦に勝ったところで、空軍だけでは攻城戦して土地の占領はできないからね』

『となると土地の占領・攻城戦向きの、戦車・砲兵・歩兵という「攻城兵科」を野戦に組み込んだドクトリンを組むしかなかったわけさ』

『Mtgで言えば、クリーチャー主体のアグロデッキってところだ』

『ああ、戦車は勿論、砲兵や歩兵に比すれば機動的で野戦向きだが、空軍に比すれば遅くて攻城戦向きって感じになる』

『実際、当初の戦車は機関銃を弾きつつ塹壕を埋め立てるための、破城槌的な攻城兵器だったわけだしね』

『機動力や射撃力を後付けして野戦向きに改造しただけで』