【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです165【R-18】【技術開発】

レス数:624 サイズ:778.82 KiB 最終更新日:2024-12-22 08:59:01

407  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2024/12/13(Fri) 23:31:37 ID:02f2b18b
【エンゼルコア=エンゼルギア世界】技術

○天界の門(ヘブンズゲート):「天界」と呼称されるエーテルに満ちた高次空間への位相転移現象。天使の出現やマスケンヴァル現象にて発生する。

○天使語:天使兵同士がエーテルを介して意志・情報を伝達する際の言語プロトコル。今のところ人間には解析できない。エーテル通信は、地球上なら全くタイムラグなしに通信が可能。

○ケルン:天使兵、及びシュネルギアが張ることのできる超高圧のエーテルのバリア(ATフィールド枠)
ケルンを持つ同士か、ケルンを貫けるほど高威力の天使力兵器によってしか、ケルンを身にまとうユニットを倒すことはできない。
また、シュネルギアはケルンを単なるバリアーに使うだけではなく、ケルンの反発力を利用して浮遊したり、ケルンからエーテルを噴出することで超音速飛行を可能にしている。

○天使の位階(追加)

・権天使(プリンシパリティーズ):物質とエネルギーの調和した存在。天使核に残る意思が(たとえ一時でも)天使核兵器を乗っ取った存在を権天使という。暴走時のハウニブ―Ⅰが該当。

・智天使(ケルビム):衛星軌道上に存在して、天使兵間の指揮通信を担う天使兵。軌道上に智天使が居る限り、天使は地球の裏とでもリアルタイムのエーテル通信を行える。

○天使力兵器(補足)
天使力兵器は人の形に近い形状をしているほど、天使核から高い出力を得られる。人の形の中でも特に女性型が高出力を望める。
かわりに、制御が不安定になり、天使力兵器それ自体が受肉・天使化しやすくなる。

●暴走:天使力兵器が操縦者の意思を離れて独自に無秩序に動く現象。
V機関に搭載された天使核に、元の被験体の思念が残留することで発生するといわれている。
操縦者の精神状態や天使核との相性によって起こりやすくなる。

○マスケンヴァル現象:
完全な天使化が発生した場合に、空間のエーテル許容臨界点を突破し、大規模な位相転移現象により「天界の門」が発生し、周囲の物質をすべて消滅させる現象。
天使化が完了するとともに、極限に圧縮されたエーテルが大爆発を起こし、周囲数kmの物質は塩化・消滅を起こす。
1939年にラルフマスケンヴァルが、アンゲルスハイムで最初に引き起こした。

●塩化:エーテルには物質を変換する性質があり、大規模なエーテル爆発にさらされた物質は塩になる事が知られている。

○天使病:高い濃度のエーテルを長期間浴び続けた場合、全身の細胞が変異を起こすことを「天使病」と呼ぶ。

○八門結界:ヤシマ全土を覆う結界。統一帝国本土が文字通り消失した1986に、陸軍陰陽部が中心になって構築した。
この結界は目に見えず、結界を通過しようとする物質(航空機・船舶・ミサイル等)を停止させる。
また、天使兵など一定以上の大きさを持つ生物も通過できない。
この結界によって、ヤシマ本土を攻めようとしていた合衆国の天使十字軍も近づけず、ヤシマは外界との接触を断つ鎖国状態となった。
通称『鎖国結界』

○海上ギガプラント:国土の狭いヤシマが食糧やエネルギーを調達するため、海中のプランクトンから食用タンパク質を生成する、海上に浮かんだ巨大食糧生産工場。

○呪法船団:鎖国しているヤシマが、外部から密貿易した資源や海外からの支援物資などを運び入れるため、呪術的な細工をした船。
特定の時間と場所でのみ、結界を通過できる呪紋装甲を施された高速船が運び屋として利用された。
合衆国などに拿捕されれば、呪紋装甲を解析・利用されて結界を突破される恐れがあるため、拿捕されそうな場合自爆することが義務付けられていた。

●メーヴェ:呪法船団の護衛部隊。ヤシマ軍と統一帝国軍の中でも最精鋭が当てられていた。部隊名であるメーヴェの意味は「カモメ」

○シュネルギアの開発
第二世代型の人間戦車アペルギアでは天使に対抗することは困難と、ヤシマ=統一帝国の軍部は判断。
結界と鎖国によって生まれた一時的な平和を利用して、天使兵に対抗できる新兵器となる第三世代型の人間戦車シュネルギアの開発が行われた。
シュネルギアの開発とテストを主に行うのは、G3兵器開発局第13実験部隊、通称ドライクロイツであり、ヴィヴリオ大佐がその中心人物として実権を握っている。

○呪法弾道ミサイル:1999年7月4日、八門結界を突破して、帝都、四国、九州の結界陣をその周辺都市ごと消滅させた3発の謎のミサイル。
これにより、関東・四国・九州の結界に穴が空いて、そこから天使兵や天使十字軍がヤマト国内に侵入できるようになってしまった。
また、関東のミサイルは帝都に直撃したため、一千万人の住民と帝居を含む重要施設が消滅、濃密なエーテルに飲み込まれた。

このミサイルが何故結界を突破できたのかは分かっていないが、ミサイル着弾によって起きた超高圧のエーテルによる爆発・汚染という現象は、マスケンヴァル現象に近しいものを感じさせる。

○ホイシュレッケの登場
呪法弾道ミサイルが命中した3日後の7月7日、ヤシマの所有する海上ギガプラントが基部だけを残して食いつくされる事件が発生し、以後、数百体同時に出現できる新種の天使兵、ホイシュレッケが登場して襲ってくるようになる。

○天使大戦
結界が破壊されることで13年間の鎖国が終わり、シュネルギアと天使兵との戦いが始まる。この戦いを天使大戦と呼ぶ、