【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです165【R-18】【技術開発】

レス数:1000サイズ:1270.59 KiB最終更新日:2025-01-02 10:25:54

260  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2024/12/10(Tue) 22:20:06 ID:c251a614
【エンゼルコア=エンゼルギア世界】技術

○天使核(エンゼル・コア)
天使の血を濃く引く人間の体内から摘出されるエーテル結晶体。
核は大量のエーテルを放出し続け、Ⅴ機関(ヴァルターチューブ)と呼ばれるエーテルエンジンに組み込むことで、尽きないエネルギーを得られる。
天使核の摘出には、「天使の血が濃い対象」を「エロゲ的な意味で拷問めいて刺激する」ことで体内のエーテル濃度を高め、エーテルを固定化し、保存用の核に封じることで得られる。
天使核を摘出された者昏睡し、二度と目覚めぬまま一定期間後に衰弱死する。
大戦期、統一帝国において、一千万人以上の天使の血が濃い人間から天使核を摘出していた。

・ヘルプトハイム検査(チェック):血液中のエーテル濃度を調べることで、天使の血の濃さを図る検査法。大戦期、統一帝国においては一定以上の濃さの天使の血を引く人間から人権をはく奪し、天使核摘出の検体とした。

・黒い天使核:2000年前の救世主と同じ特殊な天使核。救世主の天使核は死後巨大な黒いモノリスとして自ら結晶化していた。
黒い天使核は通常の天使核と逆のエーテル波形をしており、黒い天使核の持ち主は天使化しにくい。
世界観的には救世主候補の証。1999年時点でシュネルギアパイロットに乗れる黒い天使核持ちは14~15歳の数人だけ、という事になっている。

○天使力兵器(エンゼルギア)
天使核とⅤ機関を使用した兵器の総称。
高いエーテル濃度による天使化という欠点を除けば、無尽蔵の高エネルギーを使用し続けることができ、通常兵器では太刀打ちできない超兵器、人型戦車(メンシェン・イェ―ガー)や機械化兵(マシーネン・ゾルダート)が生み出された。

●人型戦車:V機関を利用した人型ロボット。

・第一世代型人型戦車「ハウニブ―Ⅰ(あいん)」:大戦前に試作された初期型。戦車に腕を付けたような形状だが、浮遊による高速移動が可能。暴走し破壊された。

・第二世代型人型戦車「アペルギア」:天使兵に対抗するために1950年代に開発された。
天使力兵器は、シルエットが人に(正確には天使に)近いほど出力が高まることが判明し、ブリキの人形のような兵器として完成した。飛行はできないが大ジャンプは出来、不安定だが一部のエースパイロットが能天使に対抗することはできた。

・第三世代型人型戦車「シュネルギア」:複数の大型天使核と、天使化によって受肉した機械のパーツを繋ぎ合わせ、最も天使(あるいは女性)の形に近づけた新型。身長15mほど。
高速で飛行可能な人型戦闘機でもある。
高濃度のエーテルを発生させることにより、黒い天使核を持たないものが乗り込めば、あっという間に天使化してしまう
また、三次元的な高速移動と火器管制を一人で行うことは至難に近く、ギアドライバー(パイロット)とナビゲーター(管制)の二人で操縦する複座型として設計されている。

・フーファイタ―:合衆国産の人型戦車。一人乗りとなっており、天使化のリスクも非常に高い。

●機械化兵:人体にV機関を利用した機械を埋め込んだサイボーグ(ハーフボーグ)。
大戦期は500kgもの鉄の塊を纏った巨体だったが、1999年にはV機関の小型化に成功し、体内に埋め込み反射神経を向上させる程度の改造が主流になっている。

●完全機械化兵:クローニングした脳を、女性を模した機械のボディに組み込み、記憶の刷り込みで量産された、いわばフルボーグのクローン兵。
反射速度や耐久性などはすべての点で機械化兵の能力を上回るが、一般生活は不得手。

●その他の天使力兵器
飛行機・戦艦・空母・潜水艦など、一般的な兵器にV機関を組み込むことで、今までよりはるかに大型の飛行機や戦艦を運用することが可能になった。

・ホルテンXXB:身長15mほどシュネルギアを複数体輸送可能な超巨大輸送機。通常、シュネルギア部隊の輸送機兼指揮所として使われる。

・フライングユニット:超時空世紀オーガスに出てきそうな一人乗り飛行戦闘兵器。完全機械化兵が乗って戦闘ヘリのように戦うことが多い。