【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです164【R-18】【技術開発】

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845  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2024/11/30(Sat) 23:59:32 ID:5747dc96


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『これ自体は進化心理学に限らず、心理学や脳科学で経験則的に知られていることだが』

『「受動意識仮説」とか「内なる目」と形容される「意識」についての理論がある』

『まずどうも、僕らが「意識」と呼んでいるものは、脳活動の総体ではなく、そのごく一部でしかないらしい』

『「意識」の中に上ってこない、いわば「無意識」と呼ばれる脳活動もあり、しかも無意識の方が圧倒的に多い』

『控えめに言っても、「意識」は脳活動の主役ではなく、むしろ「無意識」こそが主役で、「意識」は脇役のようだ』


『そして、「無意識」は「意識」よりも「大きい」だけでなく、「早い」』

『例えば僕らは何かを決断する際に、「意識」で何かを「決断」したと思っているが』

『実際にはそれよりも遥かに早く、無意識の方で決断を下しているらしい』

『仮に意識を「会議」に譬えるならば、意思決定は会議(意識)の中で成されいるように見えて』

『実は会議(意識)が始まる前の根回し(無意識)の段階で本当の意思決定がなされており』

『会議(意識)は事前の根回し(無意識)の結果を受動的に追認し、【議事録に記録している】に過ぎないという風にね』

『故の「受動的意識仮説」ってわけだ』

『あるいは、社内(脳内)で非公式に行われる根回し(無意識)を』

『後追いであれ監視して記録するためのシステムが会議(意識)である、って具合に』

『故に意識とは社内(脳内)を監視する「内なる目」ってわけだ』

『ブラッドボーンシリーズでは「脳の中の瞳」なんて表現されている』