岩田聡の逆襲 その2

レス数:1000 サイズ:975.08 KiB 最終更新日:2024-12-22 23:49:47

946  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2024/12/22(Sun) 22:07:19 ID:3b85f0f7


昨年のゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス(GDC)で、
岩田社長は開発者に対して「重要なのはコンテンツの質だ」という大きな主張をされた。
しかし結果として、フリー・トゥ・プレイというモデルに対するある種の売り込みになったのではないかと思う。

任天堂が自社ブランドのコンテンツとして、Wii Uやニンテンドー3DSでフリー・トゥ・プレイを考えるシナリオはあるのか?



   │自社ブランドのソフトについては、
   │私は現時点で「フリー・トゥ・プレイを積極的にやるべきだ」とは思っていませんが、
   │一方で、「未来永劫どんなコンテンツもフリー・トゥ・プレイにすべきでない」とは思いません。
   │
   │例えばマリオをフリー・トゥ・プレイにすべきだというご意見をお持ちの方がおられたら、
   │「それは違う」と明確に申し上げますが、
   │将来まったく違う価値を持つ、まったく違う構造の、非常に面白い新しいソフトのアイデアを思いついたとして、
   │「それに最も適したビジネスモデルはフリー・トゥ・プレイだ」と思ったら、そのようなことはするかもしれません。
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         │去年のゲーム・デベロッパーズ・カンファレンスで申し上げたのは、
         │
         │  「デジタルの形になっているものは油断するとすぐ猛烈な勢いで価値が下がるので、
         │    価値の維持について意識して、価値を高く保つということがものすごく重要で、
         │そうしないとビジネスとしてのゲーム作りというのは(経済的に)非常に難しくなっていくのではないか」
         │
         │という問題提起であり、それがゲーム開発者のコミュニティにお伝えしたかったことです。
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