岩田聡の逆襲 その2

レス数:1000 サイズ:975.08 KiB 最終更新日:2024-12-22 23:49:47

677  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2024/12/01(Sun) 22:34:13 ID:bcfc85b3

【ソーシャルな遊びとは?】


   │そもそも、ビデオゲームにおけるソーシャルな遊びというのは新しい要素だと言えるのだろうか、
   │  ということについては、私たちは疑問を感じています。
   │任天堂は、ビデオゲームにおけるソーシャルな遊び、ということについては、
   │  古くから取り組んできた会社でもあります。
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      │ソーシャルな要素というと、
      │  コンピューターのネットワーク接続による人と人との関わりだけに幅を狭めて考えられがちなのですが、
      │    本来、ソーシャルな遊びというのは、他の人と関わることによって、
      │      遊びが社会性を持ち、より面白くなることに本質があると思います。
      │
      │ファミコンに最初から2つのコントローラがついていて、
      │  ニンテンドウ64ではいち早くコントローラが4つつながるようになったこと、
      │    ゲームボーイの通信ケーブルで対戦の『テトリス』ができ、
      │        そして後に『ポケモン』でその通信機能を活かした対戦と交換という軸が実現されて、
      │           それが段階的にワイヤレスになって今日に至っていることなども、そのひとつです。
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              │『ポケモン』はまぎれもなくソーシャルな遊びとして世界に普及したと言えるでしょうし、
              │  『マリオカート』や『スマッシュブラザーズ』の4人対戦、
              │     そして、一昨年の『トモダチコレクション』や4人同時プレイの『Newスーパーマリオ』など、
              │どれもが、人と人とのかかわり合いの中で楽しさがより大きくなる仕組みが
              │  積極的に取り入れられており、
              │    ソーシャルな要素というのは、任天堂にとって、本来、何ら新しいことではないわけです。
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