7  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2024/04/30(Tue) 00:02:35 ID:aa5684fa

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　　　|　　　　救　ら　 ば　　　 l　　　　 ／／i:i:i:i:i:i＼　::. ､　'，　　　　 |　　 　 た 　お　を
　　　　 　 　 い　ざ　　　　 　 / 　　 　' /i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i丶 :. ヽ　 　 　 　 |　　　　　 　 う
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　　　　し　　　　　　|　/. ､:i:i:＼i:i:i:＼:i:i:i}ﾊ{i:i:i:i:i:i:i:{/i:i/　. : __／　. :, .:: l　　 　 れ　絶　が　　　|
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『だから、どんなに強かろうが賢かろうが、一人じゃどう考えても人手が足りないわけで』

『世界征服にはまず頭数は要るだろう』

『だが、頭数だけでも十分ではない。統治限界や戦力投射的な指揮兵站限界が発生する』

『例えばドリフターズの黒王は、無尽蔵の食料を無から生み出し、モンスターの大軍を率いれる』

『頭数だけならば十分あるだろう』

『だが、世界征服とか人類廃滅とかには実は向いてない』

『黒王軍は、食料源である黒王本体から離れると、すぐさま食料切れを起こすからだ』

『従って全軍を黒王直属部隊として率いて親征を行う他なく』

『どんなに数が多くても、友軍とか別動隊とか援軍とかを作れない孤軍に過ぎない』

『黒王の居る戦線では勝てるだろうが、他では押される。というかスカスカだ』

『広大な戦線や占領地を防衛・監視出来ないって点で言えば、ヴァルゼライド閣下と大差ないわけだ』

『まあ、黒王の居る戦場では勝てるだろうから、動かないし逃げない都市を順番に巡って破壊していくことは可能だろうが』

『逃げ出した人間を探し出して滅尽滅相するのは不可能だ』

『探したければ別動隊を作って斥候として放つしかないが、そうすると食料切れするわけでね』