【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです156【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2024/04/20(Sat) 23:46:29 ID:067ca37f
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『そう。当然、喰われれば消えるよね?』
『リポップすることもあるが、悪魔が食事をすると大抵は抜け殻になってしまう』
『無限の力を持つはずの悪魔・魔力だが、しかし嗜好品である欲望だけは有限になってしまったわけだ』
『欲望は美味いが、喰えばなくなる。喰いつくしてしまえばもう食べられなくなるから』
『農耕民が農作物を育てるように、大事に生物とその欲望を育てて収穫することにした』
『とりわけ、複雑な欲望を持つ人間を。その方が美味しいからね』
『そのために、魔力は姿を変え、言葉を覚え、人間の望み通りのものを与えることにした』
『まあ、永久無限の幸福とかは与えられなかったけどね。』
『それが与えられるならば、悪魔も嗜好品の枯渇に苦しむことはなかったんだが』
『これは人間側からすると使っても減らない資源である「魔力」の発見であり』
『それを利用する技術である「魔術」の発見でもあった』
『実際には、秘術魔法というよりは契約魔法であり、魔力との交渉によって願いを叶えてもらう形だから』
『魔力側も、人間とのコミュニケーションのために、人語を介する生物のような器官を作り出した』
『それが(狭義の意味での)悪魔になる』