115  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2024/04/09(Tue) 22:45:48 ID:d805c1bc

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 {::::::::::::::::::＼　　　　　　　　　　　　　　 ,ｖＷ　{
　　　すごい汚れてるわ　　　　 　 　 　 　 V::::_:r_ｪｪェヘ、　　　　　　　　　　 )Ｖﾞ　　　 ﾊ、
　　　あなたの腕 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／｀ﾆ´:::＞‐く二＞､　　__ 　--─＜__ノＬ　-=＝ー--く
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ﾊ´￣｀Ｙｽ:::::::::::/ 　 　 ﾄ､　 ∧二ニﾆ=-ｧ‐┐　-‐┐　ー--== ≦
　　　こんなに　　　　　 　 　 　 {:::::｀ヽ._ ヽﾉ)､::::i　 l　　ｌl　＼　 ',　／　 /ヽ　´"ヽ　 l　　l　　　　ヽ
　　　汚れてたら　　　　 　　　　Ｖ:::::::::::::::(小ﾉ:::|　 ｌﾄ､ ﾘ　ﾉ,ｨx　ｌ　 ／/'ｔﾄ!　c--､∨',　　ヽ　　　∧
　　　大変！　　　　　　　　　　　 ＼::::::::::::ｒj_,)::::l　 |ー｀ 　 ｆ‐' jﾘ／　 ;／ 　rｘ　 ﾉ∧ﾊ　　 |　　　|∧
　　　キレイに　　　 　 　 　 　 　 　 ｀ ーｆKﾉ::::::l ｌ { ｨｆﾗ 　 ,ﾊ　| /　/ ﾄ､　　｀┴ / ∧ ',　　l　 　 l　∧
　　　ふかないとね！　　　　　　　　　　_ゝｉ'⌒｀＼l￣　 　 ｰ',ﾉ|＼/　ト-　　／/ /　 } |　 │　 / /　ﾊ
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 /￣:::ｌ　ヽ二.へ、ヽ 　　ご ｨ!::::|＼｀ｰ┬一/ /　 / ∧　 !　 ／ ／∧
　 　 ロヽ /　　 　 　 　 　 　 　 　 〈 　 ヽl　　　 ';:::::|｀ ー─一 '.::::::l 　 ヽ. {　/ /　／ /|　＼| ∧　ｌ　 {　'.,
　 　 Ｈ.l二l　l　__　-‐ｧl ｌ　　　　　　＼__　∨ ヽ　}::::ト--┬‐:::::/::::/￣　 ﾍ. / /／ ／ノ|　 l　＼ ＼ヽ l　　ヽ
　　 ﾉ亅ﾉl_,　V　 ） （_　　　　　　　　ｆ―く　l　　V::::::l､:_:__l::::::::/￣l　　 、　 ',／ ／￣_∧　 ヽ　 ＼ ＼＼　　' ,
　 　 ロヽ /　　　　　　　 　 　 　 　 (二ﾌ ヽ|.　　}､:::;Ｌ、::ﾉ‐::/ヽ::/　　　}　　}／ ￣ ／＿＼　＼　 ヽ　ヽ.＼　 ＼
　 　 Ｈ.l二l　l　__　-‐ｧl ｌ　　 　 　 〈一'　‐　｀￣|::::i　　ヽ:__/:::::ノ　　　　　 /| ヽ／￣　　　｀ヽ　 ヽ　 ',　 ＼ ＼　 ヽ
　　 ﾉ亅ﾉl_,　V　 ） （_ 　 　 　 　 　 ＼__　──ヘ::{　　/　 ／　ヽ ／　_／ /イ　　　ヽ　　　　∨ ∧　i＼　 ' ,　＼　ゝ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　￣＿＿//ヽ / ／　　__ノ ヽ_ /_／　|　/　ヽ　|　 　 l　|V　 ', |／＼　',　| ＼!
　　　 　 右手も出して 　 　 　 　 　 ﾉヽ　　　　 /　 |／　　／　　　／::/⌒ヽ　ヽ 　 |│　　/ノ　Ｖ　i/Τ￣ヽﾊ/
　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 ,. -＜　─￣ｰ‐〈　／　 ,　'　　　 ／__／ l　　l⌒ヽ＼　l　　/´　　ﾉ__} ,ノ　 　 ∨
　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 /　　　　｀¨ ''ｰ‐-＜　　　　 　 ,　'l__（　＼ |　　|　|　|　｀￣／ﾆﾆイ　　（
　　　　　　　＿_　-─-､∠￣|　､＿　　　　　 、　　 ｀ ＜￣|￣ヽ　）　　 ｊ　ノ　ｊ　　｀}￣::＞'" ﾉ　／l ＼_
　　 ｒ' ニﾌ´　　★.２.　　　}　 |　＿__＞　、　　 ＼　　 　 |　しヽ | {　 　 ﾉ　|　 ト--ぐ´￣　　 　 /:::::|ヽ　｀ヽ
　と二二ノ　　 　 　 　 ノ__|　 {/　　i　　/　＞　、 ｀　ー ハ__,ノ　Ｕ　　/＿ﾉ一'::/､:::|＼＿＿　（::::::ﾉ 人 _ ﾉ
　　／／　　　___,　　'￣　 ＼ ヽ 　 j_／l￣￣￣ ＞‐-ｒ'　　　 ヽ--　／::／:::::／:::::ソ:::::::::::::::::ヽ. ｰく
　‘ｰ〈_/´￣　　　　　　 　 　 ｀ー一'　 /　　　　　　 ／｀ー─‐─一':::／ヽ:／＼／ :::::::::::::::::::::::（　　)

『ＳＣＰ財団風に言えば、ある種の反ミームだ』

『新しいことを覚えられないならば、目の前の敵の顔が目に映ってはいても見えていないのと同じこと』


『とはいえ、ジェイルロックハウスは完璧ではない』

『スタンドに嵌って以降、「三つ」までの記憶は新しく覚えることができる』

『逆に言えば、四つ目以降の記憶を覚えてしまうと、一つ目の記憶を忘却してしまうって具合になる』

『まあその三つの記憶が攻略の隙にはなったが、基本的には慈悲というよりは嗜虐の部類だ』

『新しい記憶を全く覚えられないのであれば、「自分が記憶能力を喪った」と記憶することすらできず』

『状況に絶望することもない』

『だが三つだけだが覚えられてしまうから、自分が記憶能力を喪ったとは気付けてしまうし』

『なのに状況から抜け出せず、何度も同じような失敗と忘却を繰り返して苦しむ羽目になる』

『ある意味では、仏教的な輪廻転生観にも近い。中途半端な忘却故に、延々同じ苦しみを味わう羽目になるわけだ』