【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです140【R-18】【技術開発】

レス数:985 サイズ:1030.32 KiB 最終更新日:2023-06-18 01:59:13

617  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2023/06/04(Sun) 03:00:37 ID:908d5a33

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『狩猟民や農耕民だと、良くも悪くもこうは行かない』

『狩猟民はそもそも財産を持たないし、土地を捨てて逃げるのも簡単だから徴税もできない』

『遊牧民は家畜という財産はあるとはいえ、家畜を持って逃げられるからやはり徴税できない』

『徴税できなきゃ経済力と軍事力と権力の集中が起こらないからヒトデ型組織になってしまい、大軍を作れない』

『狩猟民のみならず、遊牧民も大帝国を作れない(作りにくい)のはこのためだろう』

とはいえ、遊牧民は財産自体はあり、狩猟民よりは徴税的なことが起こり得るので、稀だが大帝国を作ることはある。稀だが。

『逆に農耕民は、たとえイネ科を育ててなくても』

『狩猟民や遊牧民と違って土地を捨てて逃げるってことができないから』

『徴税は遥かにやりやすいわけだ』

『徴税ができれば経済力と軍事力と権力の集中が起こり、クモ型組織による大軍を作れる』


以前、略奪耐性から
農耕民≒秩序≒クモ型組織、遊牧民≒中立≒ハイブリッド組織、狩猟民≒混沌≒ヒトデ型組織
と言う話をしたが、
あれは略奪耐性であると同時に徴税耐性とも言えるかもしれない。
故に「ヒトデはクモよりなぜ強い」は、ビジネス書であったために、
ヒトデ型組織そのものではなく、その強みを取り入れたハイブリッド型組織を推奨せざるを得なかったのだ。
ヒトデ型組織そのままでは、徴税≒集金≒金儲けができないから。