色相のメチルカ - 天子とやる夫の冒険譚 - 5

レス数:1000 サイズ:4719.18 KiB 最終更新日:2023-07-01 22:46:07

352  名前:◆n4RFV1m16w[] 投稿日:2023/02/26(Sun) 22:01:03 ID:???



      ┌───────────────────────────┐
      │                                          │
三 ≡ │  魔獣の素としての際たるものは特殊魔獣“グリム”で、       │  = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ =
      │  こちらは前回やらない夫くんが説明している通りなんだけど   │
      │                                          │
      └───────────────────────────┘
            ___{二二二二二二}〉 /⌒\ Λ二  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
          /二二二二二二二二二二} { (    /  〉二  ┃ 特殊魔獣:グリム                         ┃
          /二二二二二二二二二二二〈ミ(◯>r‐iく^⌒厂二 ┃                                  ┃
.      / 二二二二二二二二二二二二>―vvvvVT{二二 ┃  魔獣は生殖で増える場合と野生動物が         ┃
      {二二 / ̄ ̄ ̄} 二二二二二二二二}Vvvvカノ二二  ┃  瘴気に当てられて魔獣化する場合が大半だが    ┃
      {二二└――/ )二二二二二二二二二二二二二二 ┃  グリムは瘴気そのものが形を成している特殊魔獣。  ┃
      {二二二二/ /二二二二二二二二二二二二二二  ┃                                  ┃
      {二二二二{/∨二二二二二二二二\二二二二二  ┃  形状は大型、群体、飛行型など多岐に渡り        ┃
        \二二二二二二二\二二二二二二 \二二/二二  ┃  人及び人工物を狙う習性がある。             ┃
        _____ 二二二> 二二二二二二 ∨ /二二  ┃   (他の魔獣や野生動物には興味を示さない)    ┃
       , ィ         ヽ 二 ⌒\二二二二二二∨二二二  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
    /           丶 二二 {二二二二二ニ }ニニニニニニニ厂
    /              ヽ / \〈^〈^〈^〈^〈^ }⌒7⌒V⌒V⌒7
    7                i  ヾ    \\\∨.人 {  {   {  {
三  |                !  ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ =
    i:ヽ、___,´ `、,____,イi
    ! | |::::::::| |  | |::::::::| | |
   ' ヘ、`ー´ノ   、 `ー´ ノ ,!
   i   ′    |     ヽ   i
   i   ヽ __ノヽ、____ノ   :i                 グリムなら前に何度かやったことある。
   |    `ー――一'    j
   ハ               /                あいつら、人だけじゃないく人工物にも敏感なんだよな。
  _,.....|ヽ           ,ィ,'__
 7::ヽ、i  > .       . イ/ i>>、              どうやって判別してるかはしらんが、
 j::::::::\    ̄  ̄,'   /i-、 /:::::::ヽ              アレの群れで街が跡形もなく滅んだって話も少なくない。
 /:::::::::::::::i      ノ  /   /:::::::::::::::::\
::::::::::::::::::::| ┌───────────────────────────────┐
三 ≡ = - │                                                  │ - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ =
      │    じゃあその魔獣を生み出す瘴気なるものがどこからきて          │
      │    なぜこの世界で発生しているのかというと、諸説あるとされているの。  │
      │                                                  │
      └───────────────────────────────┘