【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです118【R-18】【技術開発】

レス数:1000 サイズ:1003.31 KiB 最終更新日:2022-06-24 01:45:34

144  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2022/06/08(Wed) 23:15:30 ID:81034914
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『なおじゃあ、何故宗教戒律が、「実際には誰も望んでいない建前」となってるかと言えば』

『根本的には軍国受容平等の、原始裁判環境の影響が強い』

『リバースドミナンスで打ち倒すべき暴君が駆逐された後も』

『リバースドミナンスの亜種である原始裁判は残った』

『「人狼が居なくなった村で処刑投票を続けている」ような状態だ』


『そして、原始裁判において「悪」「暴君」として吊るされるのは、まずもって「一人勝ち」だ』

『つまり、「利己性」は嫌われるし、お互いに一人勝ちしないように足を引っ張りあうのが原始裁判の基本構造になる』

『故に、「ライバルの足を引っ張るための難癖(デバフ)」として原始裁判のルールは整備されることになる』

『「お前は利己的だ!故に吊るす!」とね』

『これが「利他的であれ」「利己性を捨てよ」という宗教的戒律(デバフ)の原型になるわけだ』


『一方で、そういう足引っ張り合い環境の中で仲間を出し抜いて一人勝ちできる遺伝子は適応的だから』

『「一人勝ちしたい」という「本音(自己バフ)」と、「一人勝ちは許さない」という「建前(デバフ)」が共存してるわけだね』

『だから光の亡者を面と向かって避難するのは難しい・・・利他に徹することでデバフへの完全耐性を持っているから』

『しかし一方で、光の亡者は生きてるだけで利他的宗教戒律というデバフをまき散らしているようなものだから』

『俗人からは倦厭もされるわけだ』