【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです117【R-18】【技術開発】

レス数:1000 サイズ:916.67 KiB 最終更新日:2022-06-06 23:16:42

216  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2022/05/23(Mon) 22:53:29 ID:fc10fb7d
              /::| ./|  /〉
                /: ::|/ :/: :/__
            /: :: :: :: :: :: :: :: :/
              |:: :: :: :: :: :: :: :ミ
          |\:_;>――<::ミー
          ∨{‐-___-}
        / /Λ「ニッニニッニ!
       / / / ̄ ̄ ̄´"'ト .,
  __/ /  {         /
 ___/ー′ /⌒''ー-=ニ.,_ ⌒\
      /⌒ニ=- _       /⌒\
.       / -‐‐- .,          _,.ニ=-、
      /     ⌒>---r-‐ ''"´      }
.     /             | ~゚             }
    /       >--______|     /   -‐=''⌒\
  /      _>----‐ヘへ‐ニニ''<_     \
/    _>''二二二二ヽ \ \ニ=‐ `''<__    \
   >''二二二二二二二>''´ ニニニニニ[\     \
>''´ 乂二二二二二>''´_{二二二二二二,   \
       ̄ ̄ ̄ -ニニニニ ´"''~ニ二二ノ    \
         {ニニニニニニニニニ|          \
         {ニニニニニニニニニ|
          {ア'"´  「「    ]] ``ニ}

『零落や堕天の逆、人間側の存在が神側へ上昇することを何と形容すれば良いかね?』

『仮に昇天とでもしようか?』

『紅世の徒は相対的には昇天と零落と堕天の乱高下を繰り返している』

『紅世の徒はまあ人間に比すれば強靭な生物と言ってよいが』

『故郷の環境がリンボめいてもっと過酷だったんで、相対的には弱者だった』

『生存のための闘争だけで手一杯で、娯楽の部類を持てないレベルでね』


『だが、紅世の徒にとってより優しい環境である物質界に移住(侵略)したことで』

『紅世の徒は「昇天」し、相対的には神的な存在になった』

『生存のために努力する必要がほとんどなく、故に仲間や共同体を作る必要もなく』

『不老不死で、世界間移動能力を持ち、リソース次第だが現実改変も行える』

『旧世代PWに近いと言っても良いだろう』

『実際、紅世の徒は旧世代PWと同様に、紅世の徒同士の共同体をほとんど作らず』

『個人主義的にバラバラに生活し、各々の享楽を追及して暮らしていた』

『人間たちから神として崇められることすらあった』

『またこの時代、人間の文明は未熟だったこともあり』

『紅世の徒たちは人間をせいぜい家畜や愛玩動物程度にしか認識していなかった』

『神奏と同じく、この時代の徒は神様気取りと言えるかもしれない』