288  名前：無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日：2021/04/19(Mon) 23:12:35 ID:66e47307


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・魔力の反発：色の違う魔力同士は反発する。
魔石に魔力を貯めようとしても、既に込められた魔力と違う色であれば弾かれて入りにくくなるし、無理やり押し込めると、今度は逆に今まで入っていた魔力が追い出されてしまう。

・魔力の色に染める：前述のように今まで帯びていた魔力を追い出して、色をを変えることを「染める」という

・人間を魔力に染める：洗脳や記憶操作・記憶閲覧など、人間の魂に直接影響を与えるような魔法を使う場合は、人間同士であっても魔力の反発が発生するため、あらかじめ、対象の魔力を追い出して使用者の魔力の色に染めあげておく必要がある。
なお、通常の人間の場合は、他者の魔力で染め上げられても魂から生み出される魔力によって、長くても数日で元の色に戻る。
ただし魔力の色が薄い身食いの場合は数週間かかり、「エーヴィリーベの印を持つ子」の場合は体内の魔石の色が染められてしまうため効果が永続する。

・人間を魔力に染める（隠語）：男女が子作りする際にもこの魔力の反発が発生してしまう。
妊娠したければ、男女どちらかの色に魔力の色を一致させなければならず、一時的に片方がもう片方を魔力で染め上げなくてはならない。
このため、「異性を魔力に染める」とか「異性の魔力に染められる」という表現は、貴族界隈では「エロいことをした」という意味を持った隠語になってしまっている。


『覇道神のせめぎ合いのようなもの、と考えれば当然だが』

『色の違う魔力同士は反発する』

『魔石なり魔法貴族なり、魔力を持った生物や物体に違う色の魔力を流し込もうとすれば反発するし、無理やり押し込めば元々入っていた魔力は追い出されて、新しい色で染め上げられる』

『覇道神が複数同時に共存できず、挑戦者が勝てば旧世界の法則（色）は追い出されて、新世界の法則（色）で世界が塗りつぶされるようにね』

『このように、元々の色を追い出して、新しい色で塗りつぶすことを「魔力の色に染める」と表現するらしい』


『この魔力反発は魔法に対するレジストとしても機能するから、心術とかを使う際には』

『予め「魔力の色を染めて」、魔力反発を抑制しておく必要がある』

『まあ、人間の魔力の色を染めておいても、魔力回復とともに色は元に戻っていくわけだが』

『色が薄い身食いだと自然回復に時間がかかるし』

『魔石持ちは魔石の色が染められてしまうから、染められた色に固定されてしまうようだ』


『なお、子作りの際にもこの魔力反発を抑える必要があり』

『セックスを指して「魔力に染める/染められる」と表現する隠語になってるらしい』