510  名前：L_icE◆BeEFQCm8dk[] 投稿日：2020/03/21(Sat) 21:10:50 ID:???

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 r‐-＜　　　　　　　 　　 ∠¨ ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 _,.斗ｆ＿ 　 ｀¨￣¨'・‐．=‐／､　　　　ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ｨ￢/⌒`一ムl冖‐-＜　　　　　　　　　>､　　 ':‐┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 |　/　 「￣　　　‐-　　　 ヽ　 　　＼　/　∧:.:. 　 !|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 | /　　　　　 ヽ、、　ヽ.　　　　　　　 ＼　 　|Ｖ:.　 {
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 /　　/.　/　　〈ｲ!ヽ、　＼.　';　　ヽ 　　 ＼/: :|:.:.:. |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 / /　/:.:.:.:|:.:.:.:.:|　|　/|:.:.:.:.:.:|　| 　　|　 ｉ. 　　|:. .|:.:.:. |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ヽ/:.:.!|:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|. :| 　 jヽ!:.:..|　|＿:. |:.:. |:. 　　|: :!:.:.:. ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |:.:.:.:|:.:.:.:.:|､:.:.. |. :|　　| /ﾚ'´|_/_｀}ﾟ:_|!八:.:.:.:ｲ|/}:＼:.:. ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |:.:.:.:..＼:.:.| Y,人 |　　|/　 rテ歹以､|:.:.:|:. ﾒ: |　|｝.∧:::.:|¨＼､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 ｉ:.:.|::.:.:.:.:＼ irテ气､　　　　　 { )ﾘ彳}し/ﾙﾄ､|ｿ |ﾚ'　＼|　　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |:./::!:.:.:＼{ﾏ〈　込ヽ　　　　　弋ツ　ﾚ'ｉ! /　}:.:./|　　 　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 |从/ﾍ:.:.: | ｷ　弋ﾂ　,　　　　　　　u''　|/ _ノ:./:.{　　　(
　　　　 ………本当に、忘れさせてよかったんですか？　　　　　　　 ＼|∧ﾊ 　 　 　 　 　 　 　　　ム¨|:.:.:.:. :.|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　}:/:ハ　　 　　､、　　　　 ∠i:/人 i|:.　ト
　　　　 これではまた、日常を偽る事となってしまって―――　　　　 　 .|:.: :|.: :>　　　　　　　　　 {/:./:.:.: ）|:. :.｛
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 /::::ｲ| /　.:.:|::`:..r ‐ '´ 　 八/|:〈::. |:|:.:.:.:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 , '::::::::::/　 :./／/ j　　　　 　 / ',::|::. !:.:.:.人
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 /／:¨:/‐::／-ｷ￣　　　　　／　　〉:.:.|:.:.ヘ、ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 （:.:./ :/ ノ　 　/∧　　 　　,－　　/|:.:./之－-　）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 } /（　＼　 〃　 ＼　 　　　 　/　|/〉　|:　ヽ （
　　　　　　　　　　 　 　 　 /￣ ＜⌒´￣　　〃⌒>　　　　　　　　　　　　`〉　　　∨/　　＼　', 　　　／ 　 |∧　', 　 ｝」
　　　　　　　　 　 　 　 {￣／　　　　　　　　 {{=={　ヽ　⌒ヽ　　　　 　 　 ∧　　　　ム＞　　＼〉､.／　　／　 　 l 　 　!ヽ、
　　　　　　　　　　　　　∨　　　　　　　　　　 ゝ-へ }ﾄ、 　/　　　 　 　 /　　　　 :/　　　　＞ﾟ　ｲ》_＿／　　 　ﾍｉ/　 　　 ＼
=================../　　　r=＝ｩx　＿　r= ＞-＜ﾉ　:〈￣ヽ==================================================
　　　　 　 　 　 　 　 (⌒ヽ ＿ ）)イ: : 廴/⌒ﾚ'⌒)／^ー=ｧ⌒7
　　　　　　　　　　　　＞ｲ: /: :/: :/: : :|: : : :ヽ: : : : ｀¨Z: 「＞イ＼
　　　　 　 　 　 　 　 (_/: : : : :l : :l: : : :ﾄ: : : : ﾄ､: : : : : ::八　　＼/
　　　　　　　　　　　　/八: : : :L≧x ､:{ V::＿{　' : : : :/:|i: ＼ ＿＿
　　　　　　　　　　 ／/: : :ヽ: :」ｨ赱ｩ:::::::弋rﾍ厂:}: : /: 八: : : : : :
　　　　　　　 　 ／　/: :l|: : : 「｀ヽ::::::::::::::::::丐fｱ厶ｲ: /: : :＼: : : :
　　　 　 　 　 　 　 /: : |l: : : :|ﾍ　 ＼　i　　　　ィノ: イ: : : : : ::ヽ￣
　 　 　 　 　 /　　/: :／|: : : :| ヽ ＞　rt　 ＜ ７～==ぅ､: : : : : :＼　　　...……いいのよ。これで。
　　　 　 　 ./　　/::/　　!: : : |!　＞　/^ヽf父7/　}}　　　＞- : : : :
　　　 .＿／:: : : :／　 　 : : : :|　　　/／ヽﾍ≪⌒)jj　　　　　　＼　 　 　 .差別の守りは剥がれ落ちようとも、
　　／: : : : :: :／　　 　 l八: : |l　 　 7　ﾉ /辷＿　　　　 　 　 　 ヽ
　/:／￣￣　/　　　 　 |{　}: 八　 　〈 /　｛　 }}　￣　　　　　　　　　　 　 日常を染めるわけにはいかない。
.//　　　　／⌒ ー-　､j|　|: : : :ヽ　　(　 くヽ 《　　 　 　 　 　 ／
{ {＿_　　(＿にヽ._r=ミ |!　|: : : : : /{_　＼　 ＼ヽ　　　　　 ＜/⌒
　　／　　 / ｀7⌒7　 廴　|: : : : : {::/ゝ　 ＼　 ＼〉--rヘ＿∧＿　　　　.元々、そうであったと
.／　　　　にf⌒ヽ_r=ﾐi　⌒ヽ: : _o/:::::{　　　ヽ　　 ヽ＿彡ー-ﾍ _
　　　　／: : :|　　　　　 ⌒)＿r::::八:::::::)　　 　 .　　　 ヾ　 　 　 {　 　 　 .胸を記憶を彩らせて過ごしてもらうしか――
　　　..: : : ／|　　　 ⌒ヽ/　　(::::::::::}:::::::}　　　(ﾊ　　　　})　　　八
　　 /: : :/　 {　 　 　 ／￣￣｀＞-へrｧi　　　 }ヘ　＿_j'　　　　 　 　 　 そうでしか、忘却することでしか差別は溶け切らない。
　　 {: :／ ／　　　　　　　　　r' 厂￣￣｀ヽ　　⌒Zヽ:i:i:iY
　　 ゝ{　/　　　　　　　　 ／⌒´＿＿＿　 ＼　　　廴}i:i:})
　　　　/　　　　　　　/L/:i:i:i:i:i/　/:::::::::: ﾏ 　 ｀ ー ､　 .／＼
　　　./　　　　　　rｧ′i:ir==彳／⌒ヽ::::_:}　　　t―､ y'　　　 ＼
　　／⌒＞==γシ　r'ﾝ　　 /: : : : : :/　　ヽ r ､　ヽ /
　/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ir'ン 　 　 {/i: : : : :{　＿　} i　}/　.{