やる夫で学ぶ「法学者の統治論」

レス数:1000 サイズ:1551.19 KiB 最終更新日:2025-07-08 00:34:46

968  名前:◆sSLW7aecKk[] 投稿日:2025/07/04(Fri) 22:41:11 ID:eed2c5f7
無論、こうした意見はスンナ派シーア派で多様で、様々な意見が出ています。
しかし、アズハルやサウジアラビアですら、時代によって必ずしも自爆攻撃に反対しているわけでありません。

例えば、2010年の死去までグランドムフティーだったムハンマド・タンタウィは、ファドルッラーと同じ論調でパレスチナにおける自爆攻撃を支持しています。
ttps://www.haaretz.com/2002-03-22/ty-article/tantawi-validates-suicide-attacks/0000017f-f5ef-d47e-a37f-fdff247f0000

同時期2000年代のアズハルでは彼以外にも自爆攻撃を
「ユダヤ人と戦うためにはあらゆる手段が正当である」「いかなる防衛手段を用いても敵と戦うことは義務である」とか許容しています。

サウジアラビアでも1990年代にハマースの自爆攻撃を認めていたことは良く知られています。