IT業界のやる夫さん

レス数:1000 サイズ:552.92 KiB 最終更新日:2020-11-01 19:05:07

142  名前:◆NkPwUyO9zc[] 投稿日:2018/12/12(Wed) 21:45:34 ID:b1508198
以上です。

なお、大型IPだと、売り上げの2割どころか、「googleやappleに払った残りから半分」、
つまり売上総額の35%程もっていかれる事も多いです。
なのでこのエピソードの「総売り上げの20%」ってのは安い方です。

座組みが運営開発と版権元と、開発費の一部を出資する会社の3社構成だと、
apple/googleに払った後に1/3なので、売り上げの23%しか入って来ない事もザラです。
運営開発担当社はそこからイラストや声優やサーバコストや人件費引きます。
(その変わり、開発費の一部を出資した会社が関連グッツ作って売ったりすると、
そこから経費を抜いた残りの1/3の金額が回ってきたりします)

一方、オリジナルだと4000万売り上げると2800万残ってそこから諸経費を出す形になるので、
多少売り上げが低くても版権の無いコンテンツ(歴史関連とか)や完全オリジナルの方が
圧倒的に利益が出ます。
版権が無い太平洋戦争や戦国時代や三国志のゲームが多いわけだね!

こんな感じなので、版権もので4000万/月程度の売り上げだと、サービス終了の
検討対象になる会社も多いです。っていうか、なります。