213  名前：◆NBJATnhEhM[] 投稿日：2018/06/24(Sun) 01:39:32 ID:4dd373f0



　　「それにほら。 お姉さんと素敵に過ごして、体が火照っていたから、冷たい空気が

　　心地よくて。 それでこれだっけ？　今私が取ってきてあげるからね。」

　　彼女は指でさし示しネズミの方に歩いて行く。 その影がネズミであることに気がついて

　　さえおらず、呆れるほど大胆に近づいていく。 駄目だ！　あれでは逃げられてしまう。

　　「待ちなさい、シーニィ！」



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