塔について II
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名前:◆NBJATnhEhM[] 投稿日:2018/06/24(Sun) 01:34:57 ID:4dd373f0
「婚約相手の女性は、輝くような美しい額と髪の持ち主でした。 まるで光そのもののような。」
「それが今も、離れた所にいて、確かに体があって、この地上に立って、健やかに息をして
いるんですなぁ……」
私は近所に住んでおり、時折すれ違って挨拶することもあったのでお悔やみを申し上げに
来たと説明した。 それは無論本当のことではなかったが、二・三人が怪訝な顔をしたのみで
誰も問い質してはこなかった。 私はスペースを空けてもらうのを待ってから寝台の前に歩み出た。
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