【腰を抜かす美しさ】AAの画廊【笑えるネタ】
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名前:案内役◆em0/u2z4a.[] 投稿日:2018/07/24(Tue) 23:10:53 ID:02f76ce0
今回は「ドレス」のお題でも少しひねったのが来ましたね。
>>506
グラップラー刃牙より範馬親子の語り合いシーンですね、なぜ死なないのかは刃牙だからということで
迫力ありますね、二人の筋肉が立体的に作られ、特に勇次郎の身体のひねりがすごい。
ひねりを加えた右手の筋肉や手首、指先まで力強く決まっています。
わき腹や三角筋などの身体の筋肉も無駄線を出すことなく立体的に作られています。
ねつ造の仕方が流石ですし、曲線を要所で使って板垣先生の絵柄らしい柔らかな筋肉が描かれています。
ゴツイ下半身も横線を効果線のように使って形作りすることで立体感と躍動感を出しています。
顔がいいですね、勇次郎の濃い顔はAAにするのが難しそうな気がしますけど、これは一目で勇次郎だとわかります。
漢字一文字の目やくぼんだ頬、それに鼻口の「丕」のはまり具合なんかいいですね。
なによりも刃牙と重なっているのに、その部分の書き分けがしっかり出来ていて輪郭等が分かりやすく作られているのがとてもうまいです。
躍動感たっぷりのドレスでした。
作成お疲れ様でした
>>509
今度は逆さまのドレスですね、線を面のように使う主観的輪郭線を多用しているので不思議な印象を与えるAAになっています。
逆さまの顔ですが、一行の目で違和感なくはめていますし、この頬の辺りも無駄線でないように直線でつくられているのがいいですね。
そして髪の毛ですね、横線の主観的輪郭線については最近見かけるようになりましたが、ここのはいい感じですね。
ユラユラ揺れる髪の毛がぼんやりと浮かび上がるように見えます。こういう場面で使うととてもはまる技法のようで、勉強になりました。
ドレスのスカートの方も横線で作られ、これも大きく使われている分、全体的なまとまりがある上、見た感じの印象を幻想的なものにしてくれていると感じました。
胸や足、背後の飾りや薔薇の鼻の作り方もシンプルに作られていてうまいですね。
とくにスカートのフリルのシンプルな作り方とトーンを付けた雰囲気の高め方なんかセンスを感じます。
独自のセンスを感じる不思議なAAでした。
作成お疲れ様でした。
>>511
荒木先生の名作、バオー来訪者より育郎ですね、そういえばこちらの敵組織の名前はドレスでした。
こちらのはバオーのよる変身した育郎の顏ですね、異形化した顔を濃い筆致で表現されています。
引くべき線を明確に認識され、さらに単線二重線を使い分けることできるのでこれほど複雑な男の顔をスマートで濃い直線系AAで表現できるのだと思います。
「ーく_t苡_ン」の不気味な目つきの表現や立体的に作りこまれた鼻がいいですね。それに額の触覚が不気味に浮かび上がるのがとてもいいです。
変質した髪の毛の方や爛れた皮膚の表現もうまいですね、特に髪の毛の線取りが明確にされ、影もつけられているので
複雑な髪の毛が分かりやすくかつ立体的に作られています。
その分、不気味な印象をモノクロでありながらこれでもかというぐあいに見る人に与えてくれます。
特に、首から下の髪の毛や襟のあたりの濃い書き込みが立体的で迫力があり、そこが作りこまれているので全体として見れば胸像のように浮かび上がっています
不気味な異形感と立体感の表現が本当に卓抜としてたと思います。
作成お疲れ様でした。