私談・楚漢銘々伝

レス数:1000 サイズ:1080.26 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:38:18

772  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2017/09/15(Fri) 01:05:35 ID:17bc0108
張良も陳平も、策が非常に不完全な為。つまりハッキリいって失敗する可能性の高い下策だったため
献策して良いものかを悩んでいたのではないでしょうか?(ぶっちゃけ、やってみたら一回失敗したみたいなものだし)
ご存じの通り漢軍本体は実はボロボロ。これはイッチも認める所。
よって、戦力の大部分を韓信と彭越に拠る部分が、極めて大きい。これもイッチも認める所。
なのにこいつらと来たら「どこまで戦力として計算していいか不安定な存在」を他力本願で戦争しないといけない状況。
こんな弱い策なんて、献策し辛いのでは?司馬遼の小説でも悩んだ張良は陳平も同じ考えだと勇気をもらってやっと献策してるから。