私談・楚漢銘々伝

レス数:1000 サイズ:1080.26 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:38:18

592  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2017/09/10(Sun) 11:40:42 ID:dac816ef
>>587
すまんね。前提知識が十分ある人相手なら、

「これって韓非子の「巧詐は云々」の楽羊をふまえて、「親父を殺してみろ!楽羊のようにお前を滅ぼすまで戦うぞ!」という啖呵であって
 父捨てという意味合いではないんじゃないか?
 そうであるなら劉邦公認で新語に残した意味も分かるし、
 項伯の言葉も「劉太公殺しても楽羊のように益々戦意が高まるだけで益がない」という意味になってより筋がとおるよね?」

で終わるんだが
まず前提となる楽羊が現代ではマイナーであるということ、
無教養で韓非子を知らなそうな劉邦が楽羊を知っていた理由を説明しておく必要があること、

そして何より、やはり「親父スープ」という現代ではただの畜生エピソードが、
実は劉邦ageエピソードであるということを説明するために、くどくなってしまうというところがある。