終わった世界の、壊れた電子空間で 6スレ目
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名前:◆7ZSZaofo7E[sage] 投稿日:2017/04/10(Mon) 01:59:38 ID:???
数多くの乙ありがとうございます。
例に漏れず最終話は制作に時間が掛かってしまうでしょうから、気長にお待ちください。
USBについての疑問は予測できていましたので、いちおう簡単に解説をします。
本来は作中で説明すべきことだったのですが、どうしても上手く落とし込めませんでした、
ひとえに自分の力不足でございます。
彼が持っているUSBは、別に物体のUSBそのものを仮想空間に落とし込んだわけではありません。
現実のパソコンに入っているデータを何らかの通信手段で仮想空間へ送り込んで、
それを「USBメモリ」という、現実の記録機能のみを再現した、分かりやすい「器」に入れ込んでいるだけです。
本部の管理局員が接続中の地方職員に、意識の切断を伴わず業務データを渡すために考案された手法ですね。
実際のUSBと違い、見た目の体積とデータ容量が比例しないので、現実のマシンが許す限りは理論上の容量も無限大です。
あんな小さいUSBでも管理局のトップシークレットが詰め込めちゃいます。
ちょっと長文になってしまいましたが、こんなところでしょうか。
隠し場所については… まぁ、最終話でちょっと彼の口から言及させましょう、頑張ります。
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