【真・女神転生 デビルサマナー】 ― 学園の悪魔使いたち ― 18
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名前:◆YSURRq7QiM[] 投稿日:2017/03/05(Sun) 04:14:49 ID:???
流石に単なるヤタガラス内部の敵として、思い付きで出してた訳ではないのですよ。
あの強さには理由があったんです。
あと、割と簡単に書けるけど皆さんが気になるかもなーと言うのを思い出したので、終盤までの仲魔の編成でも…。
種族名のあとに併記されているのは、合体時のレベルと次の合体直前、あるいは最終的なレベルとなります。
●できない夫
(1)朝倉涼子
【幽鬼ツォロムLv.35】→三身合体→【死神チェルノボグLv.60~80】→三身合体→【魔王スルトLv.94~110】
(2)阿部高和
三身合体→【魔神ベロボーグLv.58~77】→精霊合体→【魔神オーディンLv.86~100】
(3)ヨッシー(でっていう)
ダーク合体事故→【邪神ミシャグジさまLv.56~72】→ダーク三身合体→【邪神セトLv.85~102】
(4)風見幽香
三身合体→【女神アナトLv.65~83】→御霊合体→【女神アナトLv.90~100】
ベロボーグが誕生当初、反射的にチェルノボグの「概念情報」に敵対するが、キバヤシに諭されて「中身」が違うことに気付くシーンなどで、
高位悪魔になればなるほど概念情報の「ブレ」が小さくなり、行動が概念に縛られやすくなる性質を描写するつもりでした。
またヨッシーはAAこそでっていうですが、名前として違和感があるのでヨッシーを真名に設定しています。
キバヤシが意図的に起こした合体事故で、【邪神セト】としての自己意識を持ちながら、【邪神ミシャグジさま】となって誕生してしまい、
真の姿を取り戻させるという条件で、できない夫と契約を交わしてくれます。
●みなみちゃん
(1)クロコダイン
【国津神オオヤマツミLv.62~73】→御霊合体→【国津神オオヤマツミLv.81~100】
(2)麻呂
【天津神ツクヨミLv.65~78】→御霊合体→【天津神ツクヨミLv.83~98】
(3)高良みゆき
【地母神キクリヒメLv.63~72】→御霊合体→【地母神キクリヒメLv.78~90】
(4)魂魄妖夢
モムノフ・テングを含む三身あるいは四身合体→【天津神フツヌシLv.62~74】→御霊合体→【天津神Lv.80~95】
ある日みなみちゃんはヤタガラスで、偶然遭遇した山岡との練習試合で意外にも苦戦してしまいます。
物理型と魔法型がハッキリしている、みなみちゃんのクロコダインと麻呂の編成に対して、
【怪異ドッペルゲンガーLv.53】(犯人)と【妖獣カブラカンLv.52】(クッパ)という、明確に物理型メタの仲魔を選択してきたためです。
このころの山岡はすでに、簡単にはアナライズできないほどの高位悪魔であっても、
自分自身の感覚で敵の霊質や特徴をそれなりに読み取れるまでに成長していました。
みなみちゃんは最終的には全力の魔法スキルを行使して難なく勝ちますが、戦力が実質二人だけの現状に危機感を覚え、
葛葉の里にこっそり忍び込み、旧知の仲である【地母神キクリヒメ】と契約を交わします。
そして、完全に戦力外となってしまった【妖鬼モムノフ】と【妖魔テング】は、自らを合体材料にすることを申し出て、
みなみちゃんは彼らとの別れを惜しみながら、【天津神フツヌシ】を新たな仲魔、そして友として迎えることになるのです。
【国津神】や【天津神】など、古来から長きに渡って葛葉との協力関係を結んできた悪魔たちは、
自分たちの「日本の神々」としてのアイデンティティーが失われることを良しとせず、
葛葉のサマナーたちにとっても、「異国の神々」よりも「日本の神々」を使役する方が様々な面で利点があるので、
可能な限りは御霊合体を利用していく傾向にあります。
御霊合体は概念情報を限界以上に強化する合体術であり、いずれ元のレベルまで徐々に弱体化してゆく、
いわゆる有効期限のようなものが存在しますが、
悪魔のアイデンティティーをまったく損なうことのない、稀有な悪魔合体であるからです。
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