【やる夫リレー】第六回やる夫リレー準備室【雑談兼相談所】
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名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2017/01/01(Sun) 21:45:10 ID:393bbc74
◆これまでのあらすじ(二回戦(やる夫と翠星石編) 三日目、レス番793まで)
【本スレのレス番793:ttp://bbs.yaruyomi.com/test/read.cgi/ban/1482320861/793】
・普通野市 喫茶店にて
『富士山』の出来事から数時間。からくも「星の夢」を脱出したスージーは
『普通野市』の『喫茶店』にて、Z氏こと【キュゥべえ】と会談していた。
二人は、マーケットの件は普通野市の祭に便乗することを確認し、
次にポケモントレーナーが回収した飛行動物に関しての相談を始める。
また、富士山からビリーもその場に合流。彼もまた、珍獣を収集する一人であった。
一方、翠星夫と螢光燈たちもその場に居合わせた。コミケ帰りの彼らは、
昨日の宿と、やる夫たちとの待ち合わせ場所を、その喫茶店にとっていたのである。
さらに、居合わせた【ケロロ軍曹】は、スージーとキュゥべえの素性を明かす。
だがやる夫たちのあまりの遅さに、翠星夫たちは待ちくたびれていた。
・宇宙空間にて
地球のはるか上空、宇宙で事の一部始終を観測していた【ターンX】のパイロットは嘆息した。
彼女は語る。自らがいた2060年には、地球は宇宙人に侵略されていること。
その過去を変え、地球を地球人だけの星に戻すという自らの使命を。
彼女の名は【エリザベート・バートリー】。エリザベート・バートリー・ニューソクデ。
何を隠そう、彼女は未来の翠星夫の孫にして、やる夫の曾孫なのであった。
・富士山~普通野市 車内にて
やる夫と翠星石は、正月の祭に参加するため、車を走らせ『普通野市』に戻る。
その車中、いちおうの解決を見た『山頂旅館』での事件であったが、
二人にとってはどこか腑に落ちないところもあった。
犯人はどうやって客室に入ったのか? 犯人は何故怪しまれなかったのか?
一抹の消化不良を感じつつも、彼らは次の予定のため、町へと移動する。
・某所にて
嵐山歩鳥は、下着ドロ事件への推理を展開する。
フウにあしらわれつつも、歩鳥が語るのは、
犯人が下着を盗んだ方法、そしてこの事件の裏側。
まず、部屋の番号順に下着が盗まれた理由。
それは犯人が警官を騙ったがゆえに、形式的な捜査を模した結果だと語る。
また女性の下着が盗まれなかったのは、犯人が男性の夜神総一郎に化けていたからだとも。
さらに、一連の事件の背景にある裏側の目的。
すなわちバタフライ効果。下着ドロ事件の結果、めぐりめぐって儲けを得た宇宙人がいると。
同人誌売買の交渉をしたのが宇宙人で、そいつがすべて仕組んだことなのだと。
推理のあまりの突飛さに、フウはドン引き、言い出した歩鳥さえも我に帰り眠りに落ちる。
しかして彼女らの推理は、すべての事象に対する解を導いていた。
・そして普通野市にて
ようやくやる夫と翠星石は『普通野市』に帰還する。懐かしの故郷……
そこは燃え盛る紅蓮の火の海に包まれていた。
焼け落ちる看板。灰燼に帰す町並み。突然の大火災に動揺するやる夫たちの前に、
訳知りのキュゥべえと、サンタクロースのニャル子は現れる。
曰く、この火事は事故。宇宙から人工物が落ちてきて、普通野市は大災害に見舞われたと。
ただ不幸中の幸いとして、翠星夫たちを含め、本物の夜神総一郎の活躍で犠牲者は出なかった。
そしてキュゥべえたちが、やる夫たちに会いにきた理由。
それは出火元の責任者にして、落下した人工物の操縦者、
エリザベート・バートリーが自らの曾祖父である、やる夫の名を出したからだった。
そんな事態を見て、溜息をついたニャル子は動き出す。
嘲笑よりも笑顔を是とすると語る彼女は、そのサンタパゥワーを一挙に解放した。
次の瞬間、町は元に戻った。
そう、町は元に戻った。焼け焦げた電柱も、崩れた家屋も、すべてが元に戻ったのだ。
動揺するキュゥべえに、ニャル子は語る。
神楽の件に関しても、彼女の説得による社長の改心を期待しての行動。
自らは、より良い子供たちへのプレゼントを行うために、宇宙人を地球に招いたと。
それを知ってエリザベートは慟哭する。実は地球の全人類が月で精神化したのは、
現在の彼がおののくほど調子に乗った未来のキュゥべえのせいだったのだ。
というワケで、正月の間キュゥべえは、ニャル子の監視下に置かれることになる。
エリザベートは、駆けつけたディアルガこと球磨川禊によって、祭の後に未来へ帰ることとなる。
またやる夫と翠星石は、自分たちの存在感の薄さを嘆き、正月は静かに過ごしたいと呟いた。
・エピローグ ~普通のお正月~
こうしてやる夫と翠星石はイチャつきながら自宅へ戻った。
また、エリザベートによると、元の歴史で落ちた隕石を投げ飛ばした結果、
自分の機械人形が普通野市に落ちたのだという。
それを聞いたキュゥべえは違和感を覚えつつも、ビリーと共に
『普通野エーテル動物園』に動物を返し、事の幕引きを図る。
そして自宅に戻ってきた、やる夫と翠星石と翠星夫。
平和に正月を過ごす家族であったが、冷蔵庫の食材が寂しいことに翠星石は気付く。
彼女は買い出しを兼ねて祭への参加を提案。
受けてやる夫と翠星夫は、新たな波乱を予感するのであった。
こうして普通の夫婦の冒険は、あっちこっちへ走り続け、
波乱に次ぐ大波乱の連続の末、なんやかやで幕を閉じた。
はたして二人は、楽しく年末年始を過ごし、素敵な思い出を作れたのだろうか?
それは推し量るのも無粋なこと。彼と彼女の思い出は、その胸の中だけに。
―――だが、またしても物語は終わらない。
紡がれるは、聖帝と面霊気の、世紀末で奇怪な珍道中。
サンタの期待も、宇宙人の思惑をも超えた物語は、如何な活劇となるのであろうか……?
【第六回 二回戦】やる夫と翠星石の年末年始【やる夫リレー】 あらすじ ~終~