【やる夫リレー】第六回やる夫リレー準備室【雑談兼相談所】
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名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2016/12/31(Sat) 19:17:58 ID:1391286a
◆これまでのあらすじ(二回戦(やる夫と翠星石編) 二日目、レス番632まで)
【本スレのレス番632:ttp://bbs.yaruyomi.com/test/read.cgi/ban/1482320861/632】
・山頂旅館 ロビーにて
モノに対する価値観とは人それぞれ。人種、信条、性別によってもソレは異なる。
ましてや人間でない異種族ともなれば、常識のままでは到底理解し得ないことだろう。
2016年最後の朝日を拝んだ一行は、翌日の初日の出も見るため
《エーテル財団》が経営する、『富士山』の『山頂旅館』に泊まることになる。
そこに居合わせたのは、やる夫たちの友人であるやらない夫、水銀燈、
【ジャン=ピエール・ポルナレフ】、【モハメド・アヴドゥル】。
何を隠そう、彼らも初日の出を見にここまで来ていたのだ。
山頂旅館に入る一行。しかし、年末年始に旅館という舞台を事件が捨て置くはずがない。
案の定、ソレは起こった。旅館に宿泊している全男性の下着が紛失したのだ。
容疑者は【阿部高和】、【道下正樹】、【日高良司】、【熊先生】、【夜神月】、【ビリー・ヘリントン】。
悲痛な慟哭を伴いながら、ひとまず6人は部屋に通され、事情聴取を受けることとなる。
その間、富士山に集った人物の面々は、山頂旅館にて思い思いに過ごしていた。
また、ペテルギウスと総一郎の以来主であり、やる夫と翠星石が報酬を受け取る相手
エーテル財団の代表【ルザミーネ】、その令嬢【リーリエ】も旅館に到着する。
・山頂旅館 一室にて
一方、山頂旅館のとある一室では、宇宙人たちによる陰謀がうごめいていた。
黒幕は【秘書スージー】。部下に【バルタン星人】、【メトロン星人】、【マグマ星人】。
彼女たちは下着や同人誌を『大宇宙ブラックマーケット』で売りさばいての、一獲千金をもくろむ。
未遂に終わったが、『普通野エーテル動物園』を襲撃したのも、動物を売り飛ばすためだった。
一味の一人が容疑者として捕まっているが、計画は次の段階へシフトする。
変身能力を有するバルタン星人が、今度は女性の下着を盗むため、動き出した。
・やる夫、翠星石たち
やる夫、翠星石、やらない夫、水銀燈、ポルナレフ、アヴドゥルは頭を突き合わせる。
彼らは、主人公意識に目覚めたやる夫を筆頭に、事件の解決を目指すことを宣言した。
まず、やる夫とやらない夫の推理によると、犯行には
マスターキーなどを用意できる旅館の従業員などが関わっているという。
宿泊客は自室に鍵をかけたにも関わらず、下着が盗まれているからだ。
また、ポルナレフとアヴドゥルの聞き込みの結果、下着は
部屋の番号順に、時刻を追って盗まれていったらしい。
翠星石はそれらの情報を元に、実行犯は変身能力を有することを考察。
だがソレは、犯人が今誰に化けているかわからないことも指し示した。
この事態にやる夫は、正体確認のため腕に×印を油性ペンで書くことを提案する。
・風都の探偵たち
フィリップ、夜神月は情報を整理する。
フィリップは、盗まれた下着が特定人物のモノだけでないことを訝しみ、
また総一郎の心情を推し量って、ライトの潔白を信用する。
そこに現れたのは、《未開惑星文化保護機構 VLVA(ヴェルヴァー)》所属の宇宙人【アルテラ】。
合流した左翔太郎も含め、アルテラは黒幕である友スーの無力化を3人に依頼する。
アルテラは語る。変身能力を有し、現存する地球人に化けているものが居る、とも。
話を聞いていたフィリップの母ルザミーネも同調し、一行は黒幕の居所へと迫る。
・コミケ 会場にて
『富士山』から遠く離れ、舞台は某ビッグサイト。
翠星夫と螢光燈はナンパされているところを、通りすがりの女性【神楽】に助けられる。
しかし、それと同時に起きている、各ブースの同人誌消失事件。
その場ははぐらかしたが、なんと神楽こそが、同人誌消失事件の犯人だった。
エージェントXこと神楽はさらなる同人誌の強奪を決意する。
同人誌をスージーへの土産とし、一獲千金して、故郷の父親たちを見返すため。