【やる夫リレー】第六回やる夫リレー準備室【雑談兼相談所】

レス数:328 サイズ:714.22 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:37:36

182  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2016/12/23(Fri) 18:20:22 ID:e6909b65

◆これまでのあらすじ(一回戦(翠星夫編) 一日目、レス番124まで)
 【本スレのレス番124:ttp://bbs.yaruyomi.com/test/read.cgi/ban/1482320861/124】


・プロローグ

今年もこの時期が訪れた。年の瀬に追われて走る人々を
街を極彩色に照らす電飾は、自分たちのようにもっと輝け働け動き回れと急かす。

誰が言い始めたか、人はこの行事を「クリスマス」と呼んだ。

そんな中【翠星夫】は、両親【やる夫】と【翠星石】が不在のため暇していたところ、
隣の家のお姉さん【螢光燈】にバイトの手伝いのため街へ呼び出される。

バイトを引き受けた彼女の友達【クー子】によると、なんと依頼主はサンタクロース。
仕事内容は「迷子になったサンタさんのトナカイの一匹の捜索」とのことだった。

こうして聖夜を迎えるまでの、わずかばかりの寸劇の幕が上がる。
そして翠星夫、螢光燈、クー子の冒険の果てに待つ“プレゼント”とは。


・北極 サンタクロースの本拠地にて

3人はサンタに会うため飛んだ。
そこは地球の果ての一つ。北の北のさらに北、すべてが凍てつく氷の王国『北極』へ。

サンタクロースの本拠地を隠すため偽装されている入口を通り、
地下工場で働く【ジャックフロスト】の案内で、3人は応接室に通される。

副工場長【ギアッチョ】が語るには、事の仔細の口外を堅く禁じた上で、
消息を絶った“ジ・エーストナカイ”を探してほしいとのことだった。

またエーストナカイの手がかりとして、彼が最後に運んだ「サンタへの手紙」を渡される。
差出人は、翠星夫たちの友人【神原駿河】。しかしそこには、恋愛相談(?)と共に、
自身が追われているという趣旨の内容の追伸が書きしたためられていた。

続いて3人は、2代目サンタクロース【シャドームーン】、そして
“格闘サンタ”にして“工場長(ファクトリーヘッド)”、【スレイヤー】と出会う。

スレイヤーは、なんと、とある岬にてエーストナカイこと【ウルトラマンA】と会ってきたと言う。
また彼の言によると、エースは駿河を助けるため、日本の『普通野市』へ飛んだとのこと。

3人も北極への往路に使った【メカハスター】を再び駆り、『普通野市』へ急行する。


・普通野市にて

街中のあるレストランにて、少年少女は一堂に会していた。

すなわち、【サウザー】、【オークゥ・ミラー】、【フル・J・ラスヴィッツ】、
【ナツキ・スバル】、【リーリエ】。彼ら彼女らは翠星夫のクラスメイトである。

5人は何かの事情で翠星夫たちを探していたが、見つからずいったん集合していた。

嘆息したその直後、店外に爆音が響き渡る。
5人が外の様子を見に行くと、そこには気絶した翠星夫とクー子が倒れていた。