368  名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2016/08/22(Mon) 03:51:23 ID:cb3b149b



　　　そこで私はこの子たちの為に小さな厩舎を建てた。 無論十歳の子供には難しかっ
　　　
　　　たので、実際の工作はほとんど父が行った訳だが、重要なのは自分でそれを考え、
　　　
　　　提案した事だった。 ただし小屋を建てる前に、私は父と一つ約束をさせられた。
　　　
　　　兎が全ていなくなったら自分一人だけで小屋を取り壊し、燃やして処分するという
　　　
　　　内容だった。 もちろん可愛い子供達のためなら、それぐらいはお安い御用だった。








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