50  名前：二代目企画者◆Bx.IKT/Of6[sage] 投稿日：2016/01/01(Fri) 19:44:33 ID:???
あらすじ（始まりから12月30まで）

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年末、ローズ探偵事務所の雇われ所長である"入速出やる夫"と助手である"ルビー・ローズ"は
仕事もなく暇を持て余していた。そんな時、二人の元にとある手紙が届く。

「お暇でしたら山奥の温泉ホテル『レヌール』へお越しください。地図とお守りを同封します」

謎の人物Xと名乗る正体不明の差出人に不審を抱きながらも、二人は大晦日の前日30日に
山奥のホテル『レヌール』へと赴くのだった。

しかし、いざホテルに行ってみると、フロント係の"アスベル・ラント"から
「そんな話は聞いていない」と言われてしまう。
話を聞いてみると、どうやらオーナーが従業員に内緒でやる夫達を招待したらしい。

その後、同じく"オーナーから招待された探偵の代わり"にやって来たという
高校の新聞部部長"森園立夏"も加わり話を進めると、このホテルには幽霊が出るという話を聞かされる。
手紙に同封されていた幽霊避けのお守りを持っていないと恐ろしい光景を見てしまうと言うのだ。
うっかりお守りを渡し忘れられた森園は動揺するが、運び屋と名乗る"クラウド・ストライフ"が
探偵から預かったお守りを届けに来てくれたことで事なきを得る。

更に、鈴木商店高校オカルト研究部部長"風浦可符香"、副部長"暁切歌"もオーナーから招待を受け
ホテルへとやって来る。もしかしてこの騒動の黒幕はポロロッカ星人なのだろうか。

そこに現れた副支配人の"キング・ブラッドレイ"から噴水には近づかないようにという警告を受けたあと
割り当てられた部屋へと向かうやる夫とルビー。
温泉の利用時間の16時までの間、二人は招待状について再度チェックをすることにしたのだが
その時、部屋に飾ってある絵画から"メアリー"と名乗る少女の幽霊が現れたのだった。

メアリーの話によると、招待状は出したのは実は自分で、なにか自分の成仏を阻害する原因がある
その原因を探り当て、自分を成仏させて欲しいという話だった。
そしてメアリー以外にも、幽霊ではない危険な存在が居るらしいことも教えられる。
メアリーの頼みで従業員には気取られないように調査を決意するやる夫達だったが、
その時、外から騒音が聞こえてくる。

近寄ることを禁じられていた噴水に突如、謎の男"鵺野鳴介"が現れたのだ。
侵入に気がついたブラッドレイが何やら鵺野と会話をしていた時
突然、ブラッドレイの体から血が噴き出し、その場に倒れてしまう。

すぐに救急車を呼ぼうとするやる夫達であったが、そこに先程帰ったはずの運び屋、クラウドが現れ
「街に通じる道が土砂崩れで通れなくなっている」と知らされる。

一旦、ブラッドレイを室内へ運んだ一行に
慌てふためくアスベルは一体何があったのかと尋ねる。

そんな時、ちゃっかり皆よりも先にホテルに来ていた宿泊客"クリリン"がどんな物理的傷も
一発で治せる薬『仙豆』を持っていた事で、ブラッドレイは奇跡の復活を遂げたのだった。

意識を取り戻したブラッドレイは自分を傷つけた相手を『奴ら』と言い、何か知っている様子だ。
そしてブラッドレイの口からメアリーの名前が飛び出す。
幼馴染であるメアリーが事故で死んだとき、ブラッドレイも一緒に居たのだが
彼女を助けてやれなかったことをずっと後悔しているという事だった。

一旦部屋に戻り、メアリーに事故当時の状況等を伺い、彼女が足を引っ張らられた事により
足を滑らせ、死亡したと判明する。
また彼女いわく【奴ら】は薔薇が苦手っぽいとの情報も得た。

夕食時、落ち着いて舌鼓を打ってると突如悲鳴が！
悲鳴のあった場所まで走るとそこには306号室の人の死体があった。
306号室の宿泊客は"ヴォルデモート"
高名な霊能力者で鵺野鳴介とダース・ベイダー先生の霊能の師匠だった人物だ

彼を殺した犯人について、やる夫が『人間による殺人』を示唆する。
ちょうどその時、いつまにかレヌールに入り込んでいた"イングリッド"が死因を推理しながら現れる
曰く「土砂崩れに巻き込まれたが自力で脱出し、風呂に入って悲鳴が聞こえたので上がってきた」そうな

彼女が来たことで森園立夏も自身が魔法使いであることを明かし、
【奴ら】についての詳細な情報を公開。なんやかんやして撮った【奴ら】の写真を見て切歌が反応する

そうして彼女の口から語られた衝撃の事実は、二ヶ月前、加符香と切歌がポロロッカ星人の召喚に失敗し、
【奴ら】を呼んでしまった時に助けてくれたのが、ヴォルデモートであったということだった！

やる夫はイングリッドに奴らをこちらの次元に引きずり出す事ができるが、一人でそれが出来るのが
ヴォルデモートのみであること、リッカと二人ならば可能ではあるが道具が足りないことを告げられる

推理や疑惑が激化する中、蚊帳の外にいたルビーはヴォルデモートの幽霊を見つけ、
鵺野、ダースベイダーの二人に通訳を頼み、実はドジってお守りを忘れただけということを本人の口から
語られる。
だが、同時に自分を殺したのは【奴ら】に取り憑かれた人間であるということも示唆し、自身が生き返るため、
仙豆を貰った

ヴォルデモートが復活したことにより安全になったため、その後は朝まで何事もなかった。

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