【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです174【R-18】【技術開発】

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788  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2025/08/10(Sun) 00:56:47 ID:8237400e

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『まず観測事実として、そしてMtg的に考えて』

『ドイツの電撃戦は序盤戦の「ウィニー」であり、中盤以降は再現しなかった』

『一方、全縦深同時打撃は終盤戦の「フィニッシャー」であり、泥沼の中盤消耗戦を経てからの話だった』

『それは何故だろうか?』

『両肩防御などで電撃戦が対策されたのはある。』

『また両肩防御対策たる全縦深同時打撃が中盤戦では開発されていなかったのもあるだろう』

『だが、それだけか?例えば全縦深同時打撃を開戦当初から持っていれば、ドイツやソ連はもっと短期で勝利できたのか?』



『僕は否だと思う』

『そもそも戦争ってのは相手が居るものだ。自分の準備さえ十分なら勝てるというものではない』

『自分の準備が十分でも、相手がそれよりももっと準備してれば順当に負けるわけでね』

『逆に自分の準備が不十分でも、相手の準備がもっと不足してれば勝てるだろう』

『当たり前だが、自分の状態だけでなく、対戦相手の状態にも左右されるのが戦争ってものだ』


『そしてウィニーってのは、序盤で相手の準備が不十分な状態を利用する』

『相手がクリーチャーを出してない序盤に、こちらがクリーチャーを出せばダイレクトアタックできる』

『一種の奇襲さ』

『【電撃戦がそうした奇襲的ウィニーであったとすれば】?』


『逆に、相手の軍備を消耗させてから殴りかかれば、それはそれで成功しやすくなるだろう』

『コントロールにおけるフィニッシャーはそういう立ち位置だ』

『コントロールは防衛・生存重視の戦略だが、単なる時間稼ぎではなく相手のリソースを削り続ける』

『クリーチャーを除去したりね』

『そうして序盤中盤の消耗戦で相手のクリーチャーを削りきった所で』

「こちらがフィニッシャーを出せば、相手はブロックすらできなくなる』

『故にフィニッシャーはフィニッシャー足りえるわけだ』

『【全縦深同時打撃がそうした中盤消耗戦(コントロール・ミッドレンジ)の後だからこその成功(フィニッシャー)だったとすれば?』