【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです174【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2025/08/09(Sat) 00:30:46 ID:217553e6
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「音響の勇者は、愚鈍ではないがいささか直情的だった」
「神権国家トライスの陰謀に気付くや、すぐさま諜報し返そうとして、発覚して捕まってしまう」
「神権国家トライスは愚策ではあるが無策ではなかったからね。一応勇者を鎮圧して捕らえる程度の準備はしていた」
○聖櫃:人の命を使って魔道具を作る魔道具。主な用途は顔剥ぎと、勇者を潰して神剣を作る事。
・顔剥ぎ:他人の魔力と魂を使いその他人になり変わる禁呪。
姿、仕草、癖、好み、記憶もコピーできるが、定期的にオリジナルの魂を摂取し続けないと変身を維持できない。
○神剣:鉱樹に勇者の生命と魂と魔力を喰わせて進化させた武器。
勇者の魂は強靭すぎてそのままでは鉱樹に吸収できないので、
初代魔王の魂とぶつけて砕きながら鉱樹に吸わせる。
「ただ繰り返すが、無策ではないが愚策だった」
「音響の勇者を神剣に加工しようとしたか、あるいは顔剥ぎをやろうとしたか」
「聖櫃や魔王の魂がすぐそばに設置されている牢獄に閉じ込めてしまったんだ。」
「神剣を作成するにあたり、勇者の魂を砕いて鉱樹に吸収させなきゃならないから」
「そのために勇者と魔王の魂をぶつけ合わせて砕こうとしていたらしい」
「そして繰り返すが、【勇者召喚の燃料として魔王の封印は解けている】。なんで魔王の魂はフリーな状態だった」
「より正確に言えば、魔王の封印の要として一緒に封じられていた賢者の魂がね」
「なんで、音響の勇者と魔王(賢者)は意気投合。力を合わせて脱獄してしまう」
「繰り返すが、「魔王の封印を解いて燃料にクラス召喚」なんてやらなきゃ良かったね?」
「音響の勇者が一人なら、偽物がバレて警戒されることもなかったし」
「仮に警戒されても、魔王の封印が健在ならば、魔王(賢者)の助けを得て脱獄することもなかったわけで」
○魂共存:勇者アメリアと初代魔王の魂が共存するために行ったこと。
アメリアの魂の中に隔離した部屋を作りそこに初代魔王の魂を住まわせている。
感情で境界が揺らぐと記憶や人格まで溶けてしまうので、本来はかなり危険な行動。
「ちなみに脱獄時に、音響の勇者アメリアは、魔王の魂を賢者ごと自らの魂に取り込んでいる」
「魔王(賢者)と一緒に脱獄するためで、魔王軍側からするとファインプレーだったが」
「これは本来危険な行為だ。もっと言うと、賢者が言葉巧みにアメリアを騙したと言っても良い」
「賢者としては、封印から解放されてしまった魔王をどうにかしたかったからね」
「アメリアの魂の中に封印しなおし、浄化しようとしていたらしい」