やる夫で学ぶ「法学者の統治論」その2

レス数:129 サイズ:259.05 KiB 最終更新日:2025-07-12 12:51:41

31  名前:◆sSLW7aecKk[] 投稿日:2025/07/08(Tue) 02:04:16 ID:b76c76be


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◎まとめ
ヒズブッラーはイスラーム及び世界の被抑圧者の味方であり、不正と抑圧のために戦う存在である。
世界は、アメリカ、ソ連、イスラエルなどの傲慢な世界が抑圧・侵略しており、被抑圧者を苦しめている。
これらの傲慢な諸勢力と組んだ敗北主義者的勢力が人々を愚民化している。
このような体制は根本からして不正である。レバノンにおいては宗派体制およびマロン派の一部が該当する。

そのために、犠牲によって反撃するしかない。米国やイスラエルを追い出すしかなく、仲介や停戦などは裏切り行為で意味はない。
イスラエルとの和解は無意味で、政体の消滅しか認められない。
米国やイスラエルと戦うために、全ての人々は連携して協力しなければならない。
つまり、ヒズブッラーという組織はレバノン国家における革命だけでなく、植民地主義による現行の世界秩序そのものの変革を目指すものである。

傲慢なものの陣営/被抑圧者の陣営→傲慢な者の利権・勢力争い
汎イスラーム主義+反植民地主義ではあるが、
反欧米・反イスラエルは宗教対立ではなく搾取する植民地主義の対応=抑圧者から批判的

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

              -―-
          //:..:..:..:..:..:..:..:\
        _ /::/:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..:..丶
.         {ニニ|:/:..:../:..::⌒/^|:..: |:..::|
.         {ニニ|:ト| :..|x=ミ/   ノ⌒|:..::|
.       ∨//::VΛtり `  x==ミ::ノ
.         〈ニ/:..:|:..:..:|''     ⌒イノ            というわけで、まとめです。同じシーア派の人々の思想と
        /:..:: |:..:..:ト  ` _ノ^〉ヽ
.      //::/V人|  T/ ┌‐┘:..|           抑圧主義者=植民地主義者=欧米諸国の構図は一致しています。
    / /:..|二二\//|_|ニニ∨
   /  /:..: |ニニニ(__/[ ̄ ̄]ニ|            ヒズブッラーの独特な点はこれを国内の宗派体制やその支持者に拡大し
     /:..:: Λニニ∨二 |ニニ|二| 
.    ∨ :..:..:: Λニニ∨__.|/ ̄Τ⌒\ _|       反イスラエル・反欧米思想ともうまく繋げたところです。
      |:..:..:..:..:: Λニニニニニ 厂\  |  ´ - _
      |∨\:../ Λニニ厂 ̄ ∨   リ」    --―┐        これはイランやイラクではありえない発想で
---==ニニニ/┼┼/    |     |┤i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|┼‐/| /     |     |┤i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|         レバノン独自の宗派構成・宗派体制だからこそ生まれた考え方でしょう。
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|┼/‐| |   Λ   |┤i:ニ==-- ┴ _
.___ 二ニニ==-|‐/┼| |   / |    |┤         _´ - _
.          |/┼lノ |  ./ーく|    |┘==ニ二i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
==ニニニ二└―<┼|  |ー┼|   /:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i ̄|  |  ̄ |  〈:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i|乂_,ノ、 Λ__ノ|:i:i:i:i:iニニ==---     ̄
i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:iニ==--| ニニ V 二二|
==--         \ニニ{ ニニノ


.