やる夫で学ぶ「法学者の統治論」その2

レス数:129 サイズ:259.05 KiB 最終更新日:2025-07-12 12:51:41

21  名前:◆sSLW7aecKk[] 投稿日:2025/07/08(Tue) 01:28:10 ID:b76c76be


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◎なぜ抑圧者と戦うべきなのか?

「対抗する他に選択肢はない」
「われわれは侵略には犠牲によって反撃する以外にないと考える。名誉は血によってのみ存在する。
 自由は与えられるものではなく、命と魂によって奪取するものである」
「われわれは、宗教、自由、名誉によって不名誉な生活と米国その同盟者、シオニストその同盟者であるカターイブへの隷属を振り払った。
 われわれは国の解放と植民者、侵略者の追放、そして自らの手で運命を決定するために蜂起した」
高岡豊・溝渕正季2015 p15


「われわれは現行の(レバノンの)体制について以下の2つの基本的見解を持つ。
―現行の体制は世界的傲慢が作り出したものであり、イスラームに敵対する政治地図の一部である
―現行の体制は根本から不正であり、これについてのいかなる改革も無益である、むしろ現行の体制は根本から変革しなくてはならない」
高岡豊・溝渕正季2015 p22


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                         |:::::|笊㍉/  、__|_:::::: |::ニノ 〉         では、なぜ抑圧者と戦わなければならないのか?
               __         \| Vソ    _ ノ::::::::::::/::/{/ 
.  ⊂ニニ⌒  ̄ ̄ ̄|   ⌒ ーへ ̄ 从   ,  てう㍉イ:/::::::Λ〉 /\       ファドルッラーは平和的手段を第一にといいましたが……
     Lとノ ̄  ―-只           |:::::\      ..:::/::|::::::::::|  / つし〉
               〈ノ∨  ̄ ̄ ̄\_  |::: Λ{\_   个/:::::|::::::::::|  |  ノ }       ヒズブッラーはこのように述べます。
                          | V|::/  {    / | |:::::Λ:::::八 /  /
                          |:::八{  \/  ノ |/  \:: /   /         ①イスラエルの侵略を前には命と魂と血によって抵抗するしかない
                      /      √ ̄   }<   ⌒/  /\_       →危機的状況では血を伴う抵抗しかない
                        /      ノc     / : \  〈 {    \::/⌒
                         {          / ::::::::::|\{\__ノ〉          ②宗派体制は抑圧者たる欧米諸国が作った構造であり
                     /{   |  \   Λ ::::::::::|::::::`ー<           その体制に基づく現政権は存在自体不正で、改革ではなく変革が必要
                       /   |   \   \::: ノ\:::::::/ ̄\
                        |             \:::: }\{
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