【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです162【R-18】【技術開発】

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753  名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2024/10/01(Tue) 00:04:25 ID:204b1148

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キリト&アスナ

アスナ「ええ、大丈夫・・・少なくとも深手じゃないって意味では」

アスナ「でも目隠し状態なのはこっちも同じね。」

アスナ「致命傷にはほど遠いけど、防げもしないし、反撃も困難」

アスナ「試練とわかってても、心臓に悪いわ。これ」

アスナ「せめてお互い背中はカバーしないと・・・」

なまじ普段は占術に頼りきりだからこそ、

占術が効かない状況に置かれれば、戦場の霧に目を塞がれたような状態にならざるを得なかった。

繰り返すが、ステルス戦闘爆撃機の部類は当たり前に強いのだ。

普段は自分たちの強みであったものが、敵の強みとして二人に牙を向いていた。

ひょっとしたら、修羅道でも五億年スイッチでも感じなかったかもしれない危機感が二人を襲っていた。

そして、危機にあるからこそ、せめて背中はパートナーを信頼して預けるほかなく、絆は否応なく高まっていった・・・

お互いに協力しなければ淘汰される環境にあっては、とにかく相手を信じて絆を深める他ないのだから。

実際には死にはしないとしても、ローマ人としては初かもしれない「情報面の劣位」は、淘汰を感じさせるのに十分な危機感となった。