【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです161【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2024/08/23(Fri) 23:36:38 ID:aff6d5e5
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『統治限界に近い話だが、国家は「中程度」の方が防衛戦をやりやすい』
『まず、国土がでかすぎると、守らなきゃいけない箇所が多くなり』
『また戦場への移動にも時間がかかるから、当然守りにくくなる』
『これは防衛戦争だけでなく、犯罪の取り締まりや反乱鎮圧』
『土地貴族同士の紛争の調停等にも言えるんで、国家がでかくなると中央政府は国土を管理しきれなくなる』
『帝政ローマはそのせいで実際苦労し、管理しきれなくなって「暗黒の中世」が始まったわけだ』
『と言っても、国土が小さければ良いわけでもない』
『都市国家のように国土が小さければ戦争に動員できる人口や経済力も当然小さくなってしまうし』
『また一撃で国土を全部失ってしまうかもしれない』
『故に、経済力や人口を確保でき、一撃で国土全部を失わない程度には広く』
『守らなきゃいけない箇所が多すぎず、移動にも時間がかからない程度には狭い』
『そういう中程度の国家が防衛戦には向いており、またそれ故に戦乱を生き延びて大国に成長しやすい』
『その点、古代日本は「大きすぎる」国家だった』
『中央政府が広すぎる国土を防衛・管理しきれていなかった』
『従って中央集権を諦めて、土地貴族に地方分権して地方を管理させるしかなかったわけだ』
『では、土地貴族である武家、この間話した国人衆あたりの方はどうだったか?』