岩田聡の逆襲

レス数:1000 サイズ:837.53 KiB 最終更新日:2024-10-13 23:26:26

243  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2024/07/21(Sun) 22:14:39 ID:6f3abb02

喫茶店やゲームセンターにある業務用のゲーム機はCPUにZ80を採用していたのですが、複雑でコストが高い。

任天堂は家庭用ゲーム機のコストダウンのために、
回路が簡素で高速、そして価格が安い6502を改造して使うことにしたのです。

アメリカではそれでよかったんですが、日本では6502のプログラマーがいなくて大変困っていたと。
そこに、我々HAL研という6502の精鋭集団がうまくマッチメイクされました。

最初に話をいただいて、
業務用ゲーム機からファミコン用に移植されたコードを見てみたら、申し訳ないけど全然ダメだった(笑)。

Z80と6502ってまったくCPUの体系が違うので、
そのまま焼き直しただけではとてつもなく効率の悪いプログラムになってしまいます。

それではダメだということで、HAL研究所が任天堂のファミコンのソフトウェアの開発をいろいろと請け負い始めたわけです。
当時、任天堂のゴルフゲーム、F1レース、あと私が書いたのはピンボールですね。
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    と   つ
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     U ^J

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        当時のHAL研アルバイト 大学生 松岡聡