【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです157【R-18】【技術開発】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2024/05/04(Sat) 18:18:53 ID:77745c66
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『対して、深層学習の方では、神経細胞の模倣を「仮想的に」行う』
『物理(ハード)的に脳を模倣しているわけではない』
『深層学習をやってるコンピュータは、(物理的な)ニューロコンピュータのような特別なハードではなく』
『ごく普通のコンピュータだ。普通のコンピュータ上で、仮想的なニューロコンピュータネットワークをシミュレーションしている』
『必然、脳神経のように無数の「CPU」による並列処理とかはできない』
『方法としては「マルチタスク」的なもので』
『最初の一秒はCPUでニューロンAのシミュレーションを走らせ、次の一秒でニューロンBのシミュレーションを走らせ・・・って具合に』
『本来並列処理で行われるべき神経系での情報処理を』
『直列処理に並べなおして順番に処理するような形になっている』
『まあもしも、脳神経の強みが「並列処理」であるならば、その強みを深層学習はあえて捨ててしまっているわけだ』
『だが代わりに、仮想上のニューロコンピュータには工業的な困難がない』
『組み立てるのに手間暇はかからないし、配線のミスもなく、歩留まりもない』
『そして、仮想上ではニューロンにバラバラに保存されてる「記憶」だが』
『物理的には全部メモリやハードディスクにひとまとめに記録されてるわけで、複製も簡単なのさ!』
『物理的ニューロコンピュータよりも仮想的ニューロコンピュータの方が』
『工業的な手間暇かからないから量産が容易で、量産が容易だから実験回数を稼ぐことができ、実験回数が稼げれば研究は進む!』
『そして、まぐれ当たりであれ「知性のある(仮想上の)ニューロンコンピュータネットワーク」が一つでもできてしまえば』
『そいつを複製することは簡単なんだ!ハードディスク上のデータとしてひとまとめになってるからね!』